5月19日(水)旧花祭り。社会環境も絶えず変化すると言う前提で。

 昼前から雨ときに強し、17時すぎに止む。16.1℃~18.4℃、91%。ちょっつすずすい。

 

 時の運とは:

 これはもうどーしても避けられない運命ってあるんだと思います。全ての事象には良い点/悪い点の2面性があるとすれば、その時の社会情勢によってはそれまで良かったことが悪く変わり、悪かったことが利点に転じることは良く起こります。

 例えば、無在庫経営のトヨタ方式は、コスト削減に著効を現します。在庫が極小ですから市場変動による不良在庫も生じません。が、洪水とかの災害があって部品の生産が一時的に止まると、工場も止まってしまいます。安全在庫を積み増すべきです。

 そしてパンデミックで弱点が露呈したのは、公的事業の削減と、公共から民営へシフトです。公共財として残すべき仕事つぎつぎに民営化して、利益志向のコスト削減を図るのは定常時には効果があります。しかしパンデミックが起きると利益志向の民間では手に負えません。役所にも十分な人員がいないし、感染症対応の医療資源も不足します。感染症は普通毎年起きないから、それらは公的資源として準備しないとならないのです。

 つうように平時に過剰適応したシステムは、緊急時には足かせになるといふ運不運。これも、ある程度バランスを取ってれば避けられたのではないか?っちゅう結果論でしたあああ!どもども。