1月7日(木)七草。コロナ情勢。

 朝のうち薄曇りのち晴れ。2.0℃~12.7℃、28%。南西風かなーりつおし!ずてぃんしゃが将棋倒れ。

 米国ではトンデモナイことが起きてますね。石油と頭脳流入でトップに立った国の底が見えました。

 

 マッチポンプとは:

 自分がマッチで火を点けておいて自分がポンプで水を掛けること、すなわち自分が原因を作っておいて自分がそれを解決して偉そうにすることを言います。更にときにはポンプに油が入っていて火勢を強めてしまうことも起きてしまいます。

 本日の東京都コロナ新規患者数はあっという間に2千を超えて2500人に迫り、全国では7500人超と、だんだん大台(1万人)に近づいてきました。まさに感染爆発と言えるでしょう。なんでこんなになってしまったのか?

 冬季に入りウィルスが活躍する環境になるまさにその時にGoToキャンペーンを駆動したのが火に油でした。普通なら注意して移動を控えようというキャンペーンがあってもいいはずです。旅による移動奨励以外にもGoToイートなど会食を奨励する施策も取られました。この時の言い草は、「移動や会食自体が悪いのではあーりまへん、ちゃんと注意して移動したりマスクして食べたりすれば、なーんも問題ありまへん」つうようなもんでした。

 そんなんで解決するなら、「みんな注意して運転しましょうね」で交通事故は撲滅できます。人と接触したりお喋りしたり会食する機会を出来るだけ減らそうねというのが本来の対処だったですよ。交通で言えば、信号機を整備したり安全な歩道を作ったりとヒヤリハットの機会を減少することに当たります。

 それで今回反省したかと思えば、さにあらず。包括的な改善による抑止策ではなくして、GoToイートで奨励していた会食だけを槍玉にして悪者扱いしたまさにマッチポンプな対策です。コロナが収まったときの経済活性化GoTo対策を、コロナがまさに勢いづく時期に実施した見識の無さは、一人ソーリにだけ押し付けることは出来ません。経済を回すといった毒饅頭に涎を垂らしていたのは、我々国民なんですから。ザンネン

 すかす人事権を恣意的に行使して人間は服従させても、人間の意のままにならない自然の一部であるウィルスに対しては、その神通力は通用しないという教訓を身に染みて感じてくれたら、今後に曙光が見えるんすが、果たしてどーなることやら。取りあえずわだくすとしては人との接触機会を極限まで減少させざるを得ませんです。どもども。