1月5日(火)小寒、寒の入り。太陽の恵みとは。

 ほとんど曇り、ほんの少し晴れ間。2.5℃~10.0℃、52%。思ったより曇りがちでさぶかった。

 

 裏腹シリーズ:お日さまキラキラ♪

 やはしお日さまがいないと気温が上がりませんねぇ。当たり前ですが。殆どすべての民族で太陽神は恵みの神です。すかす近年、日本では太陽光線(特に紫外線)が悪者にされがちです。確かに紫外線は皮膚を老化させたりガン化させたりします。

 でもこりは西欧文化の影響が大きくて、アフリカ人やアジア人ではそれほど大きな害はナインすねぇ。人種の差で一番目立つのは肌の色で、これは紫外線に対する頑健性を示しているとも言えます。いたずらに欧米文化を真似してればいいというものではあーりまへん。

 パリに2年程住んでたことがあるんですが、冬季は分厚い雲に覆われて日光が殆ど射さないんです。だから太陽に対する熱望が生じて少しでも陽射しがあると日光浴に勤しみます。西欧人が世界中に拡散するようになると、この習慣が裏目に出て皮膚のイロエロな障害が生じました。これが過度に誇張されて日本に伝わり、紫外線悪玉説が拡がったという経緯です。

 紫外線は皮膚には悪いが、骨には良いという2面性を持っておりまふ。だからどっちかに偏ると悪い影響が現れてしまいがちです。紫外線は皮膚細胞のDNAを傷つけて肌を劣化させますが、これは日焼けと同じようにある限度を超えなければ安全です。一方、紫外線は体内でビタミンDを合成し、それが小腸でカルシウムの吸収を促し骨を頑健に保ちます。ビタミンⅮが足りないと骨粗鬆症になり骨折しやすくなります。

 どちらかに偏り過ぎるとバランスを欠いて、健康に良くないと言う例ですが、ではどれくらい太陽を浴びればいいのんか?冬季の関東地方でいえば、だいたい1時間前後は日に当たった方がエエようです。勿論肌の露出具合にもよりますが、冬季の普通の服装のばやいです。(コロナで家にこもりがちな日常を危惧して)