10月15日(木)民衆心理が不安に陥ると保守(ガースーさん)が強くなります。

 終日微雨しょぼしょぼ。20℃~15℃、77%。だんだん気温が低くなる1日。7200歩。

 

 経済の不思議とは:

 時折常識で考えても辻褄が合わないのが経済なんすね。江戸時代も何度か改革をやったけど結局成功しなかったのは、常識的に考えたから。倹約してお金を貯めれば財政は健全化するだろうと「倹約令」や「奢侈禁止令」を出しても、かえって経済が停滞して失敗してしまいました。逆に皆に散財させるとお金が回って景気が良くなると。

 現在の日本では政府の借金がGDPの230%もあって、殆ど首が回らない状態です。もう政府の債務超過(企業なら倒産状態)ぎりぎりまで来ています。いつ国が倒産しても不思議ではない状態です。それでも株価は高いし為替も安定していると。いくらお札を刷ってもインフレになりませんです。不思議ですねぇ。

 普通に考えると財務当局や日銀幹部は夜も眠れない状況ですが、彼らは意外にしぶとくてどこ吹く風と威張ってます。はなから責任を無視して、責任を取らないつもりなのかな?無責任ならなんら痛痒を感じませんからね。トホホ

 一つにはなぜか金利が上がらないので助かってます。それにコロナ禍で各国も借金が増えて仲間が増えたから相対的にリスクが下がったということもあるのかな?いずれにしても債務超過して財政破綻か、ハイパーインフレで円暴落って二つに一つしかない状況なわけですよ。でも、みんなのほほんとしている、極めて不思議な状況です。

 一つだけ出口があるとすれば、毎年2~3%のマイルドなインフレが50年程続き、その間金利がずーっとゼロに押さえられているってなタイトロープを渡れれば解消されます。でも、こりは殆ど奇跡ですね。早晩戦後のような状態に陥り、その経済的な焼け跡でゼロから立ち直るいつか来た道を歩むようになるんは必然!

 ん?そりはいつかって?東南海大地震か首都直下大地震と同じく、いつ起きてもおかしくないが、何時起きるかは誰にもわっかりませーん。人間(じんかん)一寸先は真っ暗闇なんすよ。そこんとこ、ヨロピク!