10月8日(木)寒露、冷たい露が宿り秋深まる頃。中秋の夜の夢。

 終日寒雨しとしと。13.8℃~15.5℃、98%。11700歩。11月下旬の気温だとか。上着を出す。久しぶりの歯科検診。異常なし。

 

 時代精神とは:

 ある時代を象徴するような雰囲気ということですか?現在の日本ではどーなんでしょうか?勇壮とか大胆不敵ということは無いですね。逆にこじんまりと小さく纏まって、沈香も焚かず屁も放らずといったところでしょうか。失敗を恐れて挑戦しないし、他人と同じことをやっていれば安心する風潮。妙に潔癖になって、浮気とかマナー違反とかの人の悪いところは徹底的に追求する浅ましさ。TV番組も何か当たるとみんな真似するから、どこを見ても似たようなのしかありません。こんな世の中ぢゃ若者も絶望しますよね。はぁ~

 少なくとも高度成長期では、もっと挑戦的だったと思います。資源の少ない日本が生きる道は人の能力しかないっ!とみんな人がやっていないことに挑戦してました。どうやって独自性を出すか?誰もやっていないこと、出来ないことに挑戦するのが偉い人で、単なる金儲けは軽蔑されてました。海外で活躍すること、世界一になることが目標でした。そう2番じゃダメなんですぅ。

 狭い日本の中で偏差値競争している内に、若者の感性がすり潰され摩耗して、安全な道みんなと同じ道しか歩かなくなり、少しでもリスクがあると尻込みする風潮がまん延し、そのくせ誰かが失敗を恐れずに挑戦しようとすると足を引っ張ると。まことに情けない若者の姿になりまひた。そういう自分を潜在意識下では認めれないから、自尊意識が低く、自殺率も断トツに高くなるという悪循環。これすべて教育の結果です。

 でわどーするのか?どーしたらいいのか?・・・挑戦せずに失敗もしない人はX、挑戦して失敗した人には○をあげる教育が必須ですぅ。つうことで失敗の数を点数化して内申書を作り、更に正解のない問題(そんなもの作れるのかな?)を解くプロセスを点数化して入試を判定するようにすれば、挑戦的な気風を育てれるかもしれません。ま、中には正解のある問題をしこしこ解く特別コースを作ってもいいかも。そういう人は安定志向の組織用に少しは必要かも知れません。でも、リーダーには成れないコースなんですぅ。・・・とか均質な日本社会では絶対に実現できない教育でしょうね。残念ながら。