9月29日(火)夏去りて、秋が来た。ことばとは思い込みの道具である。かな?

 午前中少し陽ざしあるも、もくもく雲の曇り。18℃~23℃、55%。秋深まる。7800歩。

 

 知識の拡大は世界の見方を変えるのか?

 例えば、太陽が東から上り西の空に沈むというのはごく自然な見方であった。実際の生活実感からしてそう確信できるのである。しかし天体の観測を詳細に分析すると、実はこの地面が太陽の周りを回っているのではあるまいか?と思い至った時に、その人は大地が崩れるような衝撃を受けたと思う。今までの確信が一瞬にして崩れるのである。

 知識には確かにこのような力があります。でもそれだけに、あることを妄信するとそれは破壊的な影響を齎すのも確かでしょう。科学技術というのも、一つの宗教(邪教?)に成り得るのです。進化論をシンプルに曲解した優生論のようにね。この世界は優勝劣敗だから劣等なもの役に立たない者は滅んで当然なのだ!とかいう狂信が、またぞろネオリベ新自由主義?)の名の元に優生論が頭をもたげてきますたよっと。