9月16日(水)見たいものしか見えないとは。

 概ね曇り少し晴れ間。21℃~28℃、67%。このまま秋になるといいな♪

 

 日本の現状とは:

 自民党新役員はみんな男性で高齢で旧態依然とした古希ばっかしと思てたら、新内閣は殆ど居抜きでやっぱし高齢男性ばっかしでした。この国の未来は選挙にも行かない無気力な若手にゆだねられているから、この惨状。教育の力恐るべし!

 日本社会のひどさはまず家庭に現れてます。アンケート調査によれば、

・親を世話したい・・・・・・・・・中国:88%、米国:52%、日本:38%。

・親を尊敬している・・・・・・・・米国:71%、中国:60%、日本:38%。

・家族との生活に満足している・・・中国:51%、米国:50%、日本:39%。

といずれも日本は最下位です。

 自己肯定感についても、

・私は人並みの能力がある・・・・・米国:56%、中国:33%、日本:7%。

・自分はダメな人間だと思う・・・・米国:45%、中国:56%、日本:73%。

と日本はいずれも最下位です。ユニセフの子供の幸福度調査でも、日本は38ヵ国中37位とブービーです。

 これらは偏差値教育の絶大なる成果ですね。さらに社会は「見たいものしか見えない症候群」に陥って、これでも日本すげー!と叫んでます。日本は国民所得が一貫して低下して、既に韓国やイタリアにも一人当たりGDPで追い越され個人でいえば貧乏です。貧困や格差が拡がっても、見たいものしか見えなけりゃ、いつまでもすげーすげーで暮らせます。いわゆる一つの茹でガエル症状と言えましょう。ネットのお仲間クラスター化がこれを加速しているのも確かです。これを宮台氏は「疑似包摂社会」と称してますた。ダハハハ

 

 「人は現実のすべてが見えるわけではなく、多くの人は見たいと思う現実しか見ない」(ユーリウス・カエサルあるいはジュリアス・シーザー