9月14日(月)光強ければ闇深しとは。農耕牧畜。

 薄曇り少し薄晴れ。21℃~27℃、75%。30℃を超えない夏日が続いていいないいな♪エアコンを点けない日。8000歩。

 

 裏腹シリーズ:農耕牧畜の起源。

 農耕牧畜が始まったのはいつ頃のことであろーか?火や車と共に、それが人類の一大発明であったことは確かだ。通説では今から約1万2千年程前のことであろうと言ふ。7万年前にアフリカを出発してから、氷期が終わりかけ、人類がアメリカ大陸に渡る前後のことである。

 すかす、素晴らしい発展は多くのマイナス面を伴うということもまた事実であろう。人類に利益とバラ色の未来を約束したように見える進歩の中にも、実は予想できない負の側面が潜んでいたんであーる。

 まづ利点として、それまでの狩猟採集生活の100倍~1000倍の効率的な収穫が達成でき、それが人々を食料集めから解放して、分業を可能としたんであーる。イロエロな専門家ができ、中には政治の専門家や戦いの専門家などがいて社会が階層化されてきた。そして富の集積によって権力つうものが生まれたんであーる。

 しかして負の側面とは:単一作物による飢饉のリスクと栄養の偏り、集中した住環境による疫病の発生、余暇が狩猟時代より少なくなったなどがあり、これが現代まで続いている。現代では更に農薬による環境汚染や遺伝子組み換え作物による生態系の破壊、家畜からの伝染病の発生などがある。そして格差と不平等がさらに拡大し(上位0.1%の収入は下位50%の収入に等しい)、人工過剰と栄養不足が開発途上の国にまん延している。

 これらの思わぬ副作用を、果たして古代人類は予想していただらうか?と笑っていられぬ現代のイノヴェーション!ディジタルで便利になったが、果たして予想してもいない負の側面がいつ起きるかわっかんなーい!のであーる。どもども。