9月11日(金)生物たるもの随時環境に合わせて柔軟に変化すべし!

 なんか劇的なもくもく雲の多い晴れ。25℃~32.5℃、59%。こりはまさしく南国の雲ですねぇ。色んな雲の形を見ているだけで楽しいですぅ。

 9.11も遠くになりにけり。香港にいた時にTVで見ていて驚いた記憶が甦えります。

 

 

 固執と柔軟:

 生涯一つの仕事に関わる人もいれば、色々な仕事を渡り歩く人もいます。その人の性格によるところが大きいが、人生の運不運もあるのでしょう。

 学習曲線というのがあって、これはS字カーブを描くと言ふ。すなわち最初はあんまし進歩しないがある時突然上達し、その後はまただらだらした上昇に転じるS字状のカーブを描きます。2度目のだらだらに入ったら、学習法を変えたり学習対象を買えた方が良いといいます。同じやり方に固執しても、あまり進歩はありません。

 ものごとを上手く処理するのにも固執がいいのか柔軟がいいのかの論争があります。役人は従来からのやり方に固執し前例のないものはやりたがりません。これは失敗を恐れるから。ヴェンチャーは失敗を恐れずに挑戦し、9つの失敗を1つの成功でカバーします。それぞれ良いところも悪いところもあります。三国志でも「治世の能臣、乱世の奸雄」という曹操を評した言葉がありまふ。

 今回のコロナ禍では官僚の悪い面が出てしまったきらいがあります。首尾一貫性を重んじるあまり、緊急時の対応に遅れを取ってしまったのです。日ごろ優秀な官僚が緊急時に役に立たない例はたくさんありました。急速に変動する世界では、手堅く首尾一貫性を保つ姿勢は、必ずしも適応的ではナインだすぅ。そこんとこヨロピク。