8月5日(水)ムダ毛、ムダスレ、ムダ話。

 もやもやと暑い快晴!26℃~34℃、52%。とうとう熱帯夜。

 ヨードのうがい薬でコロナが治るとかのニュースが飛び交ってますが、どーもポンピドーヨードと空目してしまいます。ポンピドーはおフランスの昔の大統領ですね。ほんとはポピドンヨードと言うんだ。口内炎のクスリにルゴールヨードというのもあるんですが、これもドゴール大統領に似てますね♪

 

 無駄の効用:

 ブロックチェーン技術を用いたビットコインなんかは、マイニング(プルーフオブワーク)という膨大な計算処理と、破るには膨大な計算を要する素数暗号なんかでセキュリティを保護しています。これらの計算が簡単にできてしまうと、システムが成り立たなくなりまふ。つう意味では、何の役に立たない計算でも、その計算量だけが膨大だと逆にそれを以って役に立つという逆説が成り立ちます。今でも世界中で無駄に電力を消費しながら膨大な計算が行われているんすよ。膨大故に無駄だけど役に立つと♪

 量子コンピュータなんかができて、膨大な計算が簡単にできるようになると、このシステムは崩壊します。技術が進歩することにより役に立たなくなるシステムって、これまた逆説ですねぇ。でも既に素数暗号ではない別のアルゴリズムが研究されちょりもすから、暗号技術ってのはどこまで行っても矛と盾の無限の争いとなるでしょう。

 セキュリティといえば、インターネットは元々オープン志向ですから、本質的にハッキングに弱いところがあります。プログラミングは工数(人の頭数)というよりか資質によるところが大きいですから、天才ハッカーが時折現れると巨大なシステムも裸同然に突破されてしまいます。今各国はサイバーセキュリティ要員の確保(天才の確保?)に奔走していますが、なにしろ人数ではなく素質ですからとても要員教育が間に合わず、サイバー傭兵の確保に必死だそうです。天才の発生頻度が同じだとすると、やはし人口の多い国が有利ですね。

 ハッカーはランサムウエア(お金要求型)で稼ぐタイプと社会正義のために情報を暴露したり破壊したりするハックテビスト(ハックとアクティビストを合わせた造語、ワーケーションと語の作り方が似てます)集団を構成するタイプがあります。前者はただの犯罪ですが、後者は正義を振り回すから内部分裂する傾向があります。ウィキリークスアノニマス以外に政府のサイバー傭兵なんかが含まれます。ま、こういうのに生き甲斐を感じているのもいるんだから、人間社会ってのはゲームみたいなもんですね。