6月23日(火)修復イロエロ。

 雨の予想が外れて概ね曇りときどき晴れ。18℃~27℃、64%。

 

 修復とは:

 スペインで美術作品の修復でまた問題が起きたとニュースでやってました。人物画がサルみたいな顔になっちゃいました。やはし美術品の修復には長年の修練による専門技術が必要なんですねぇ。

 宮島達男さんの<それは変化し続ける それはあらゆるものと関係を結ぶ それは永遠に続く>という長~い題名の作品があります。MOT東京都現代美術館)の目玉展示作品なんですが、ディジタルカウンターを2000個弱使った変化・関係・永続をモティーフにし、LEDの数字がタイミングを変えて明滅します。今回3年ぶりの修復を終えて明るくなりましたが、これを永遠に続けるには保守部品が続くのかなぁ?現代アートでは色んな電子・電気部品が使われてますが、それぞれ修復には苦労すると思います。例えば30年前の家電の修理のような。

 そこへ行くと神社なんかの修復は、その技術が永続するように最初からシステム化されてるのが多いですね。例えば伊勢神宮の20年ごとの式年遷宮や、出雲大社の60年ごとの大遷宮などは、その永続を図った技術保存のシステムなんすね。職人の技術が途絶えないように神社を解体し再構築することで永続性を保つと。ふむ、こりはまるで生物の動的平衡ですね。

 つうことで永続ってことは、なかなか難しい事なんす。そりを最初から組み込んだ古代人は偉ーい♪現代人は目先の事しか考えなくなったから偉くなーい。ショボーン