6月6日(土)むむ。蟷螂生、カマキリが現れる頃。満月、大潮。時間軸上の価値のスペクトラム。

 薄晴れのち薄曇り、夜に入り雷鳴る。22℃~28℃、59%。

 今日はストロベリームーンです。でも見えない。昨夜の午前1時ころは丸い朧月が見えたのにね。でも日付は今日でした。冷やし中華を作ってみた。美味し♪むむっ。

 

 先のことを言うと鬼が笑いますか?

 目先が厳しくなると、うんと先のことを考える。例えば「200年後には今ここでうごめき悩み苦しみ喜び感動している者たちすべてはいなくなるんであーる。何をくよくよ思い煩うことがあろーか!」なんてね。幾分重圧から解放されるだしょ?

 もっと先だと人類はいつ頃絶滅するんだろ?とか、生命も全ていなくなるのはいつ頃だろか?とか、地球はいつまでもつのかな?とか、あんまし先へ行き過ぎると効果も薄まるような希ガスる。

 一方、うんと過去へ戻るのも面白いです。地球上に最初に生命が誕生したのは必然か?偶然か?とか、カンブリア爆発は大絶滅が引き金だったのか?とか。大絶滅で言うと、それは麦踏のようなもので、そこで生き残ったものはより強靭になりまふ。

 スノーボールアースってのは2回ほどあって、それぞれ生物の大絶滅を招いたと言われちょりもす。こりは太陽輻射に対する、温室効果ガスと氷雪反射のバランスが崩れると起こります。極地から伸びる氷雪地域は広がったり縮んだり揺らいでますが、ある拍子に拡がり過ぎると、太陽光を反射して更に冷え込みます。そして全球凍結に至ると真っ白けなスノーボールとなって固まります。

 んじゃもうどうやったって融けないじゃん?と思うのは早計で、火山から炭酸ガスがどんどん吹き出てきて、これが温室効果をもたらしてだんだん氷雪が融けてきますんじゃ。けっこう温室効果ガスって大切なものなんすね。これが無かったら地球は永遠に氷結したまんまなんす。地球上の出来事ってのは、イロエロなフィードバックがあって、それで行き過ぎを元に戻してバランスをとってるんすね。ごく短期的、局所的にはバランスが崩れたように見えても、そのうちに元に戻るから、ちっこい人類が気を揉むようなことは何もごぜーません。

 とか、たまにはノー天気になるのもエエでしょう。なぬ?ちみはいっつもノー天気だとっ!いや確かに。ごめんなすって、ご免なすって。どもども。