6月1日(月)早や水無月なり。リスクとは内心の悪魔なり。

 煙雨しょぼしょぼ降ったり止んだり。18.5℃~21℃、89%。8800歩。やや涼しい。

 

 リスクとは:

 世の中にリスクがゼロということは殆どありません。ですからリスクは避けるものではなくコントロールするものです。あるリスクを避けようとすると、別のリスクが立ち上がってきたりします。そのバランスの中にコントロールが存在します。コントロールするには、ある程度の確率統計が必要になるんすね。ども。

 新冠病毒肺炎(新型コロナウィルス肺炎)にしても、それに罹るリスクとそれを避けることによるリスクがあります。罹った場合は軽症ですむのと重症になるリスクに分かれます。統計的に考えれば重症になるリスクはかなーり小さいと言えるでしょう。実際に交通事故で亡くなるリスクよりもかなーり小さいですぅ。

 一方、自粛して引き籠るリスクは、個人的には運動不足で健康を害するリスク(30分座ったままだとタバコ1本分のリスクという論文もあります)があります。社会的には不景気になって経済がダメージを受けるリスクがあります。自営業が赤字になり、会社が倒産し失業者が巷にあふれる状況に至ると、自殺者は軽くコロナ死亡者を上回るかもしれません。でも、社会統計とは違い個人のリスクは100%わが身に振りかかりますから、不安を取り除くことは難しいでしょう。

 その辺を勘案したスウェーデンやブラジルの未来は果たしてどーなるでしょうかっ!しかしパンデミックの悲劇は、一国の対策にとどまらないので、自分の国だけが良くても他の国が不景気なら、回り回って自国も不況になる構図ですから、肉を切らせて骨を断つ政策も結局は実らないかもしれません。やはし交際的に連携した対策を取らないとあぶはち取らず。始めにやみくもに集団免疫を付けに行った国は、第一次流行を上手く抑え込んだ国よりも、後々有利になるかもね(先憂後楽?)。

 また自国内に格差拡大などの不安定要因を抱え込んでいる国は、コロナ危機をきっかけにして暴動が起きたりします。自国主義や一国主義は鎖国でもしない限り効果がないし、鎖国をして閉じこもっても国内が暴動じゃ逃げ場はあーりまへん。。トランプさん、よく考えてそこんとこヨロピク!