4月24日(金)霜止出苗、霜が止んで苗が芽を出す頃。遊びや余裕は不要不急か?

 曇りがちな晴れ。8℃~18℃、37%。

 

 コロナ異聞:

 香港大学の実験で、マスク表面についた新型コロナウィルスは7日も生きているんだって。今まではステンレスやプラスチックなどのつるつるしたもので3日生きているとゆわれていたが、一週間とはマスクローテーションが倍になってまうじゃないかい!アルコール消毒液噴霧で3日で良しとしよう。なにしろ見えないものだから、潔癖になると、その限度を知らず。

 

 日本経済の不思議:どんどん効率化しても成長しないとは。

 アベノマスクぢゃなかったアベノミクスという人はもう現在では一人もいません。まるで蜃気楼のように消えてしまいました。結局何が残ったのか?なにもありません。負の債権のようなものは残ってますが。膨大な赤字国債と暴落した日銀保有株券などなど。それでも民営化とか人材の流動化(非正規化?)が進んだと言う人もおります。電気・ガス・水道などのインフラ整備、教育や医療の効率化を言い立てる人もおります。

 しかし教育や医療は効率化を目指しながら、かえって荒廃したのではないか?という人もおります。医療の統廃合で効率化を図り、無駄なベッドを削減し、仮に病院の経営が多少良くなったとしても、以前から救急医療の受け入れたらい回しが常態化し、必ずしも患者のためになっておりませんでした。そこに今回のコロナ禍が降ってわき、感染の初期段階でもう重症者のケアが間に合わない始末です。教育や医療という社会資産を効率化という単純な物差しで測り、壊してしまったのです。ザンネン

 でも社会や公共をそれだけ効率化して経済はどうなったのか?というと主要国と違ってGDPは全く伸びずに、一人当たりGDPでは次々と追い抜かれていく惨状です。いったい効率化や労働生産性向上はどうなってしまったのでしょう?あぶはち取らずとはまさにこのことでしょう。

 しゃかりきに効率ばかり追い続けた結果、周りを見渡す余裕もなくなり、いつしか世界の孤児になってしまったのでしょうか?自己責任ばかりいう国家の無責任。コロナ対策での無知無策。大企業優遇で内部留保は最大でも、コロナに何の貢献もしない、できない。大金持ちもアメリカのようにその資産の大半を寄付することもない。地方は田舎根性丸出しで排他的。都会は威張って我儘丸出し。ああみじめなり。

 とか嘆いていてもせん無きこと。沈むところまで沈めば、あとは浮かぶだけ。力を抜いて身をまかせ、余裕を持てば浮かぶ瀬もありコロナ後に。ハンドルも遊びがなければ進めない。アリンコでさえシャカリキに働いてるのは2割のみ。不要不急のアート立国が、国が浮かび上がれる唯一の道かもね?ドーデスジャロ?