2月21日(金)雨水、土脉潤起。優柔不断とは。

 快晴。5℃~14℃、43%。あっ、気がついたら一昨日すでに24節季は雨水に入ってました。シン・コロナに紛れて季節の推移にも気が付かんとはっ!ども。

 

 不要不急とは:

 政府はこの時節に鑑みて、不要不急の行動はひかえてもらいたいなあ、イベントや集会などは、その必要性を検討してもらいたいなあ。でも、一律の自粛要請を行うものではあーりまへん。とかいう、どっちかっつうと曖昧な要請を発しました。この自信のなさは何じゃらほいほい?・・・そんな腰が引けた自粛要請に先駆けて、企業の方は集会自粛に向けてもっと積極的に動いてまふ。

 そもそも不要不急というのの定義は閣議決定でもして頂かないと、極めて曖昧なものなんすね。個人の状況や周りの環境にもよるし、主観的な心境によって例え同じ状況でも判断が異なってきます。広く捉えれば生死や身体の安全に関わること以外はすべて不要不急だし、狭く捉えれば人生の出来事すべてに意味があり一期一会ですから、不要不急などあり得ないという見解もあり得ます。

 こないだの麻雀でも、約1名の者は不要不急だから参加しないもんね~、とのたまい、長い友情にひびを入れてしまいました。「そうかあいつはそんな奴だったのか。みそこなった。」などという陰口も囁かれて、その評判を棄損したるはやはし不要ではなく要だったという見方もあり得ます。人生の事なんぞすべてに意味があり、かつすべてに意味がないと言えるでしょう。

 とは申せ、今日は哲学の寄り合いがあったのですが、横浜のクルーズ船からたくさんの人々が市中に帰ってきたという朗報に接し、当該寄り合いはわだすの中において不要不急に分類されてしまいましただ。小人閑居して不善を為すと。優柔不断なわだぐすの中において、当分この分類における綱引きが続きそうです。ザンネン