11月13日(水)地始凍(ちはじめてこおる)。とてもズルい政権とは。

 概ね曇り、ちょっと日差し、ちょっと雨。11℃~16℃、49%。だいぶ気温は下がってきましたが、まだ地面が凍るほどでもありません。今年の冬は暖冬かな?

 

 

 金権政治とは:

 民主主義政体においては表現の自由(デモンストレーションも含む)とか結社集会の自由など憲法で独裁を防ぐ仕掛けをたくさん盛り込んでおりますが、直接的には公平公正な選挙によって民主主義が守られます。それくらい選挙というものは大切なんですね。

 金を持ってるやつが金に飽かせて票を買い、議員になるのを防ぐため、長ーい時間を掛けて公職選挙法政治資金規正法を整備して、できるだけ公平な選挙になるように改善してきたのが、たった一代であっという間に瓦解してしもたのが現在の日本政界の状況です。

 たくさんの大臣や議員が金を掛けて選挙民に金品を配り票を買っていたのは周知の事実です。そして自民党経団連からの献金も多く資金も豊富ですから、選挙違反ギリギリの、投票日当日朝刊での政党宣伝キャンペーンまで行うようになりました(ちょとズルいよね?)。しかし、その大本が安倍官邸にあったということが明るみに出たのが、今騒がれている「桜をみる会」疑惑です。

 これは経団連献金どころか、国民の税金を使って自分たちの選挙後援会会員を大量に接待していたのですからたちが一回りも二回りも悪質です。こんなことを赦していたら、消費税をはじめとする我が国の貴重な税金が一握りの悪人にいいように私物化されてしまうのではないでしょうか?許し難し!

 官房機密費も知られないところで使い放題ですから、これにもチェックが必要でしょう。外交・防衛上の機密な用途がたくさんあって公にできないのなら、人格高潔な有識者(どこがどう選ぶかは問題です)が監査するのでもいいでしょう。このまま野放しにしていたらどこまでも付け上がって、かくれた「桜を見る会」症候群が蔓延してしまう悪寒あり!