11月1日(金)霜月に入りぬ。しもしも。教育は国の要(かなめ)なり!

 薄く靄った晴れ。12℃~24℃、39%。昼間はもうちょいで夏日。渡り鳥の鳥影がだんだん濃なくなってきました。アオサギのギョエちゃんはいまだ健在なり。ぎょえ~~!

 

 

 教育問題について:

 市場至上主義というのが公共セクターに侵蝕してきて。とうとう英語のテストを民間に委託なんて騒いでましたが、本日めでたく文科省が延期を声明しますただ。ただ延期なので止めたとは言ってません。この辺は引き続き監視は必要ですが、日本人は忘れやすいから安心でけまへんどすぅ。

 公共インフラ(鉄道、郵便、電気、ガス、水道、・・・)も次々と民間に移管され、経済効率だけが優先されてるから、過疎地のサービスは低下の一路をたどり、より便利な都市部への人口移動が加速されちょりもす。これはこれで一つの最適化なんだろうが、反比例して大災害時のリスクも増大しているようにも思えます。

 日本人は一つの価値観に収束しやすいから、これはこれでよい面はあると思いますが、持続性の見地からはとてもしむぱいですねィ。イロエロな価値観が混じり合ってる方が環境変化に対してロバスト(強靭?)だと、進化学や生態学はおせーてますから。

 それで日本の教育観は市場原理に毒されて、効率やスピードを重視してますから、遅咲きの人や消極的な人には不利にできてんですぅ。3日で理解できる人もいるし、1年掛けてじっくり成長する人もいて、後者の方が後で伸びるケースも多いんですぅ。ハイハイハイと手を上げれない消極的な人でも、その内心では色んなことを考えていて、積極的な人よりか分野によっては優秀かもしれないです。同じような価値観で、同一基準でGO!というのは、極めて浅薄な人間観ではないでしょうか?

 いずれにせよ、同じような人間をたくさん作っても決して日本のためにはならないと、固く確信する次第ですぅ。どもども。