10月17日(木)技術しむぽの裏腹とは。

 曇り夕方から少雨。15℃~18℃、72%。すこしさぶい。プールだん。

 

 ゲノムとは;

 なんかジュゲムみたいな語感ですが、DNA上の遺伝情報の総体のことなんすね。こりが短時間で安く解析できるようになりまひた。2003年に3000億円と約10年を掛けて初めてヒトゲノム解析に成功しましたが、そのご16年掛けて今では1万円、1時間でゲノム解析ができちゃいます。技術の進歩とはこんなものなんすね。ある意味怖いですぅ。

 これで個人のゲノムを解析して、イロエロなことが分かるようになりまひた。どんな病気になりやすいとか、薬の効きやすさや副作用などなど。でも、知りたくない情報(例えば治療法のない遺伝病など)も含まれてます。どれくらい生きれるかの統計的な情報も得られます。普通は(普通ってなんや?)こんなん知りたくないですよね?

 健康診断とかと同じように、調べること知ること自体がストレスになり得ます。しかし覚悟のある人には、今後の人生設計の参考になるかもしれません。だいたいこの世のことは全て、良いことと悪いことは裏腹なんすね。塞翁が馬といってもいいのかな?アハハ

 今の企業は儲けることが本性ですから、最新技術を企業が利用すると大抵個人には良い方向に向かいません。例えば、保険会社がゲノム解析を利用すると、保険加入時に個人のリスクを判定して、リスクの高い人の掛け金を多くしたりできます。知らない時はみんなでリスク負担していたのに、運の悪い人にリスク負担が偏るという保険精神に悖(もと)る現象が現出します。こういうばやいは、例え技術的に分かっても、これを禁止するというような倫理規定が必要になるでしょう。

 近年盛んなAI技術応用にも、技術倫理の枠にはめることは必須でしょう。便利だから、儲かるからというだけで突っ走ると、トンデモナイことになりまふよー!現に独裁国では(いや資本主義国でも)スコアリングを人々の操縦技術として実装しつつあります。大量のデータと高速のAIアルゴリズムで、我々も気づかないうちに既に操られているということを、少しは自覚した方がエエでしょうー!タハハ