7月7日(日)小暑、本格的な暑さが始まる頃。七夕♪ソーメンの味覚とは。

 煙雨でホワイトアウト。終日20℃前後と涼しい、湿度も100%近くむしむし。

 今日は陽数七の重なる節供です。笹の葉さらさら♪願い事を短冊に書いて笹に付けて祈ります。梅雨のさ中だから、天の川を隔てた彦星と織姫が会える確率は低そーですね。さて今日はソーメンでも食べようかな♪

 

 

 五感を使って気分をコントロール、その2:嗅覚と味覚。

 これは最近はやっているアロマセラピーなんかで有名です。嗅覚は感情や記憶に強く結びつく古い器官です。香りによって心を静めたり、睡眠を誘ったり、逆に興奮させることもできます。進化的には特に生殖に結び付いているようです。また天敵や味方を瞬時に区別したりできますから、現代でも民族差別を招く惧れもなきにしもあらず。「あいつらくせーぞ」とか。嫌なことですが意外と根深いことがあります。香水などは花などの植物由来のものもありますが、ホントは臭いものを薄めてブレンドすると名香になるとゆわれます。不思議ですねぇ。匂いが昔の記憶を瞬時に思い起させる事実は、小説でも有名です。

 一方、味覚は嗅覚と同じように化学物質を感知しますが、その素はあまり多くなく塩、酸、甘、苦、旨の5つくらい(脂を入れる人もいます)で、嗅覚のように多くありません。それゆえ人が知覚する味覚は、その大部分が嗅覚との共同作業となります。それで5味と匂いの組み合わせ+主観的学習も合わせて無限の味覚が生じるのです。これがある局面ではとてつもない癒しを生じるのです。ある問題で悩みに悩んでいた人が、美味しい料理いっぱつでケロリと治ってしまう症例を聞いたこともあります。

 匂いは遮断が難しい感覚源ですから、同じ匂いを嗅ぎ続けると麻痺してくる特徴もあります。これも生物の知恵の一つでしょうか?そのため自分の匂いをいつも気にしている症状が現代は多くなってきました。これは他者による正確な事実の告知で治ります。

 ともあれ、イロエロな感覚を有効に使えるようになることは、人生をとても豊かにしてくれるでしょう。ジャン