3月23日(土)ルールが神になった日本とは。

玉虫備忘録:

 概ね曇り、ときおりポツポツ。6℃~9℃、41%。冬型の気圧配置に戻り、気温も一桁とあまり上がらず。でも花粉多し。

 豊洲市場の土曜マルシェがイベントデーなので覗いてみた。ブースも増えていて外国人などの人出も多し。ステージでは歌やダンスをやってます。各ブースは行列で時間がかかるので、今日は食事はパス、車に乗った移動水族館があって、珍しい魚が50種くらい葛西の方から出張して来てました。オジサンという名の魚がいて、ホントに顎髭の生えたおじさんみたいな顔をしていて笑っちゃいました。

 

ルール絶対主義とは:

 これはもう日本人の骨身にしみ込んだ病ですね。一旦ルールができてしまうと、例えそれが実情に合わなくなっても、頑なに遵守して、ルールの方は絶対に見直さないという国民性ですぅ。

 ぼくが若年のころ、おフランスに研究滞在してたときの最初の文化ショックは、みんなが信号を守らないことでした。いや交通量が多くて、守らないと安全に渡れないところでは、みんなちゃんと信号を守ってるんです。でも、交通量が少なくて、遠くにも車影が無い時は、みんなどんどん渡ってるんす。ルールは実情に合わせて柔軟に適用されてました。

 思うにこりは、幼稚園からの前へ倣え教育の成果ではないのんか?と推測致しますぅ。ルールが神様になっちゃうんすよ!それで、なんらルールを適用する状況でもないのにルールを守らない人がいると、いらいらする人が大勢いるんですね。ルールはルールだっ!とかいうわけわかめな理由でもって。

 それで、先進諸国ではほとんど廃止されてる死刑制度なども存続しています。大麻のダメ絶対!なんかもこの類かな?アルコールやニコチン、はたまたカフェインなんかよりも依存性、毒性が低くても、未だに医療用としてでさえ「ダメ絶対」を厳守してマスカラ。

 んじゃ、憲法も実情に合わなくなったら、ジャカスカ変えちゃおうぜィ!なんて声も聞こえてきそうですが、憲法はイロエロなルール(法律?)が、時の勢いでじゃかすか変えられるのを防ぐための重石だから、慎重に100年の計で検討せねばなりませぬ。と言う人にシンパシーを覚える我が現状。でも、時が来たらしっかりと考えて、勢いに任せるのではなくして、それこそ国民の英知を絞って考えることだと考えますぅ。ジャンジャン