2月14日(木)魚上氷(うおこおりにのぼる)、温かくなった水中に魚を見かける頃。

玉虫備忘録:

 寒晴れ!2℃~8℃、29%。プールだん。

 

 

知識と知恵とは:

 子曰、学不思則罔、思不学則殆。(子曰く、学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし。)・・・孔子先生はおっしゃいました。「学んで、その学びを自分の考えに落とさなければ、身につくことはありません。また、自分で考えるだけで人から学ぼうとしなければ、考えが凝り固まってしまい危険です」と。
 また古代ギリシャにおいて、当時の先進国エジプトに留学した若者は、そこの大図書館に蓄積された膨大な知識ではなく、学問の方法論だけを持ち帰ったと言ふ。それが、その後のギリシャ(ヘレニズム?)の大発展をもたらしたと考えられる。
 いくら泳ぎ方の知識を勉強しても机上の水練です。実際に水を飲みながら練習しないと泳げるようにはなりません。このように知識はある課題に関する基礎にはなりますが、ホントの知恵というのは自分で考えたり、やって見たりしないと身に付かないものなんすね。でも一旦身に付いた知恵は、自転車の乗り方を忘れないのと同じで、後でイロエロと応用でけるようになるんだすぅ。
 つうようなことで、ネットで知識をググってばっかしでは屁のツッパリにもならーん!という事実は覚えておいてもエエでしょう。一夜漬けで数学の公式ばっかし覚えてイイ点を取っても、すぐに忘れてしまいます。でも、それらの公式がどーやって導かれるかの証明を自分でやれば、そのあといつでも再現できます。こういうのが知恵が身に付くってことなんすね。自戒を込めて備忘す。ども。