6月20日(水)時間とは。夏至の1日前でげす。

 終日雨。20℃〜22℃、99%。夏日に至らず、肌寒い。




 タイムスケールとは:

 超高速から超スローまで、イロエロな範囲がありますが、本来これらには中心値というものはありません。時間認識の処理系スピードに依存しているだけです。だから蚊の時間とかツバメの時間があるはずです。人間はヒトの時間に沿って生活してますから、あんまし速い動きや、超スローモーな動きは認識できません。ですからコマ抜きスローモーション撮影や高速度撮影で、人間の認識範囲内に変換して認識します。ゆっくりした時間感覚の超巨大生物が居たとしたら、大陸移動なんかも認識できるのかも?

 同様に、人間の生涯が長いのか短いのかも相対的な話しです。植物の中には1年草から何千年も生きるのがいますが、動物でもカメやクジラのように200年以上生きたり、貝の中には500年以上生きるのがいます。けっこう長いのが海綿動物で1500年はゆうに生きてます。デモベニクラゲなんかは、老衰すると変形し細胞が若返って幼生に戻るから、こりは永遠のサイクル!昆虫の変態とは逆のプロセスのようでがす。ま、大腸菌なんかは、分裂してクローンが増えてくだけだから、そもそも死という概念もあーりません。短いほうの代表は、成虫になってから1日しか生きれないカゲロウでしょうか。でも、カメの一生とカゲロウの一生は、軽々には比較できません。なぜなら彼らの感じるタイムスケールが異なるからです。それぞれに生き甲斐を持って、暮らしていると思いたい♪

 一方、大腸菌も叢(群れ)としてみれば増えたり減ったり絶滅したりはします。こういう細菌の一瞬の生滅も、ヒトの群れの盛衰も、タイムスケールは違えども、生命現象としてみれば、全く同じことのように思えます。つまりそこには、価値観の入り込む余地はないと。ドッボーン