6月13日(水)虐げられし者に幸あれかし。

 薄晴れ。18℃〜27℃、56%。湿度だけは着実に上がってます。




 中原に覇を唱えるのは:夷蛮戎狄(いばんじゅうてき)は幸いなり!


 中原に覇を唱えるのは辺境民族が多いですね。何故かっちゅうと、文化の中心地である中原は、持てるものであり、どーしても守りに入ると。保守的、保身的、権威主義的になるのは必然です!引き換え、辺境にはあまり守るものもないから、革新的、挑戦的な気概が充溢してるんであーる。乃ち金持ち喧嘩せずvsハングリー精神の戦いになるんですぅ。これは関取の出身地の変遷を見てると良く分かります。強いものは弱く、弱い者は強いの理であーる。この様にして、諸国の興廃が繰り返しているんだすぅ。


 これは国の興亡だけではなく、あらゆる物ごとに通底する真理なんすね。個人で言えば「驕れる者久しからず」とか、文化で言えば「新しい息吹はサブカルから発生する」とか、生物で言えば「変わり者が最後に残る」とか。

 近年、知性(インテリジェンス)における覇権争いにおいて人工知能(AI)の躍進が著しい。ロボットに毛の生えたような人間のしもべ、なんて侮ってる内に、密かに力を付けてきて、今では、こと論理的な能力においては、数々の局面で人間を凌ぐまでになりまひた。今後、AIの処理速度と記憶容量が年々向上すると、人間を遥かに凌駕する時点(特異点?)も近いであろう、つうご託宣もこれあり!パソコンにしろ携帯にしろ、スマフォにしろ、それまでの主流からバカにされ侮られていたものから、次の時代が切り開かれるっちゅう真理が情報処理機器の分野でも起きてまふ。

 でも、AIのは単なる論理能力なんすから、それ以外の全ての能力は、当分人間の側に残ると見て良いでしょう。でも、AIには感情も感性も心もないじゃん。ただのゾンビーじゃん!とか侮ってると、その内どーなるかは知りませんぜィ。ぷっ