6月4日(月)虫の日なり

 今日も快晴!18℃〜29℃、35%。ゴーヤーとプチトマトの苗が、もくもくと育ってきましたよっと!







 北鎌倉方面に進出す:

 ご先祖さまの法要に行ってきた。と言っても、中の人のではなく玉虫としてのご先祖様なんですぅ。養老大先生が隈研吾さんと語らって、「虫塚」を作ったのが3年前。そして、毎年6月4日のムシの日に、虫塚法要が行われるんですぅ。その前に本堂の奥の大庫裡において、養老先生と池田清彦先生のご法話がございました。ありがたや、ありがたや。

 人間、被害者としての立場を強調しがちですが、生きている限り必ずや加害者としての立場に立ちます。そのことを忘れずに、心に留め置くのが供養の役割!針供養や切り花供養と同じく、虫好きの心を加害者の立場から慰藉するのも法要のご利益!つうような能書きの後、養老大師、池田菩薩からの有り難いお話しがありました。詳細はその内に書くかもしれない。森林の大減少、農薬による虫の大絶滅、生物分類の話し、ネアンデルタールやデニソワ人との混血、など御講話は方々に飛びますが、最後は昆虫に戻って、変態と共生のお話し。最後は人類も、葉緑体を取り込んで緑人間になり、光合成で自律栄養化を果たせば、永久平和が訪れるだろうと言ふ桃源郷のお話しで幕を閉じました。ナムナム

 その後、上の方の緑地にある「虫塚」にて、全山挙げての大法要が催され、人類によって滅せられた虫たちの心の平安を祈って般若心経を唱える中、100人を超す参会者の御焼香を以って法要は終わりました。辺りは竹林に囲まれ、野鳥の鳴き声が処々に聞かれ、まことに虫塚にふさわしい立地であったことを申し添えます。ども。

帰りに、明月院に立ち寄り何万株が咲き競うアジサイを愛で、懐かしき絵柄の葉祥明美術館を鑑賞したり。鎌倉はいつ来ても海外からの観光客が多いですぅ。時間が無かったので、東慶寺のキタローさんには、ココロの中だけで、ナムナム。例え身は滅ぶとも、その心はとわに語り継がれんことを♪とてもとても、爽やかな一日でしたあああ!