3月8日(木)物心(ものごころ)がついて以来、物心(ぶっしん)相互作用について考えている。

 終日雨、時に強し。4℃〜7℃、昼間は100%。寒雨しとしと。

 今年の梅見は人の家の庭先や近くの公園ですませた。梅は何処で咲いても梅ですから、季節を感じれる感性さえあれば、それでよしとしよう。桜はまた恩田川にしようかな?あっこは歩けど歩けど桜♪ってな感じで、とてもえがったっす。




 想いは形になるのか?

 藝術表現などは、想いを形にしたといってもエエでしょう。が、一般的には、なんでもポケットが無いと無理だと思われます。が、脳という臓器に関しては、一部「思いが形に」ってところが見受けられます。これはいわゆる脳の可塑性と言って、良く使う回路が強化されて大きくなると言うことです。ロンドンのタクシー運転手は、そのルート判断能力の高さで有名ですが、ある研究では位置把握に関わる海馬の一部が有意にデカかったとか。

 おサルの実験でも、道具を使う訓練を積ませると、道具を手の延長(体の一部)と認識する回路がだんだんデカくなるそーだ。これを指ダコに模して「脳ダコ」と言ふ。他にも自己認識とか記号理解とかの訓練をすると、その部分に脳ダコができます。想いが「脳」という物質の形として表われたと言へるでしょう。

 最近の記事でも、体罰を受け続けた子供の伝達神経が細くなるとか、親のDVを見続けた子供の視覚野が縮まる、とかの影響が報告されちょりもす。逆に、暴言を言われ続けた人の聴覚野がデカくなって、聴覚処理が効果的にできずに難聴になるって例も挙げられてます。


 ま、話しを脳に限らなくっても、心がかだらに影響し、またかだらがココロに影響するってな心身症の事例もたくさんありますから、想いは形になって現れると言ふのは確かでしょうね。ドンモ