2月25日(日)東京マラソン

 曇り。3℃〜9℃、43%。風がつべたい。(追記:プールだんだったです。)






 門仲交差点に進出す:

 東京マラソンを観戦す。先頭集団が風のように通り過ぎて行った、後から後から、延々と人波が移動して行く様は、まさに壮観なり!例年のように外国からの参加も目立ちましたが、ランナーそれぞれ特徴ある仮装を楽しんでいます。紋付き袴とか振袖の人もおります♪中間点だから、みなさんまだまだ元気溌剌です!「がむばれー!もう半分も来たぞー!」と応援すると、手を振ってくれます。少し声が涸れました。でも、みんなの元気も貰いました。「マラソンを走る人に悪い人はいない!」つう自作格言が突然頭に浮かぶ。いや、一生懸命走っている人々を見てると、ホントにそー思えるんですよ♪走るために生まれた人類が、みんな仲良く走れるようになったら、今少し世界は平和になるかもね。価値観のすれ違いで、話す共通の場さえ持てない紛争が世界各地で発生し続けているし、国内では、あんな人たちやこんな人たちが、議論も交わせず罵り合っているし。ショボーン


 冬の門前仲町

 門前仲町に、人は流れてありにけり。寒い寒い日なりき。
 われは街角にありぬ。 鼻啜りてありぬ。
 われのほか別に、観客とても多かりけり。
 人は、あたかも魂あるものの如く、流れ流れてありにけり。
 やがても綿あめの如き群雲、ビルの隙間にこぼれたり。
 ああ! ――そのような時もありき、 寒い寒い 日なりき。(中原中也パロ)



 主催者発表によると3万5千人以上が走ったことになる。毎回思うことですが、この人数が眼前を流れて行く迫力には圧倒されます。なにしろ何時間も、人の流れが途絶えないんですから。次から次から人が流れ来り、流れ去って行く。嗚呼、人生とは斯くの如きものなのか。この時、毎回思い起こすのが「秀吉の美濃大返し」です。2万の大軍が、大垣から賤ヶ岳までの54kmを5時間で走り抜け、戦に大勝した故事ですね。あたかもこのように兵が流れていったのではあるまいか?と想像をたくましくするのでした♪すかす、当時の軍団組織ってどーなってたんだろ?バラバラに駆け戻っても、戦に勝てるわけがないしね。いつか調べてみよう。


 レースの結果は箱根の雄@設楽悠太くんが2位(2時間6分11秒で日本新記録)でオリンピック候補にエントリーされたとか。ふむふむ。次もがむばってほすいのだ♪ども。