2月9日(金)黄鶯睍薭(うぐいすなく)、春の訪れを告げる初音の聞こえる頃

 白っぽい快晴。−1℃〜9℃、30%。このところ、冬日が続いてます。でも、木蓮の芽が大分膨らんできました♪



 民族性とは:

 個人の性格というのは遺伝(3〜4割?)とか環境、教育により左右されます。しかし、統計的な蝦伝酢は確かならざれども、民族としての性格傾向ってのも確かにあるような気がしますね?こういうのを民族性とか称します。こういうのは、歴史や自然環境、文化環境などが培ったものでしょうか?例えば、日本人は「嘘つき」が大嫌いですが、これは集団としての信用社会を築いていた所為でしょうか。また死生観もあっさりとしていて、死んだ者は悪く言いません。米国人は「卑怯」を極端に嫌いますね。その点、宣戦布告が遅れた真珠湾攻撃は最悪でしたね。多民族の移民国家で民主主義だからぜってーまとまらんよ!とか楽観視していた開戦派の予想を裏切り、一丸となって戦争遂行に向かいました。丸腰あるいは拳銃を撃つ気もねーもんを撃っちゃなんねえ!つう西部の掟が影響したのでしょうか?一方、韓国はいわゆる「冷たい人間」を嫌います。喜怒哀楽の表現が激しいことが人間としての正しい在り方で、感情を押し隠すような人は嫌われます。韓国へ行くと、街中で激しく怒鳴り合っている光景を良く見かけます。流石にソウルなどでは少ないですが、馬山の海鮮市場を見学した時などは、方々でおじさんやおばさんが大声で言い争っている姿を見かけました。日本人だと少し腰が引けますが、逆に彼らから見れば感情を表に出さない「小津的世界」は気持ち悪いのかも?欧州でも英独仏伊以外でもイロエロな国民性が見て取れますが、気をつけるべきは、これらに捉われてはイカーン!ということでしょう。国民性とは、ただ単に(少しバイアスの混じった目で見た)傾向と言うだけの話でして、個人レベルではその多様性の幅はすっごく大きいのです。レッテルにしてはいかんぜよ!ドンモドンモ