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人の考えを変えることは難しいが、自分の考えを変えることは容易いとは：自省録
自分が正しいと確信していることでも、それをいくら情理を尽くして人を説得しても、人がそれを納得するとは限らない。いや、自分の正しさを強調する程、人は胡散臭く思うでしょう。価値観と言うのは、今までの経験全てを集積したものだから、経験が違えば価値観も異なるのは理の当然だすぅ。これを無理やり説得するのは、宗教的誘導を使ったり、薬物を使ったり、心理的な圧力を掛けたり、催眠したりの強制力による洗脳が必要でしょう。人間は思い込みの動物ですから、一度思い込んだら、なかなかそれを手放せません。
一方、自分を変えることはそれほど難しくありません（いや、ホントは結構大変なんですが）。自分が納得して、自分が考えを変えればいいだけなんすから。その為には、意固地になってはダメダメYO−！全ての価値を相対化してメタに眺める見地と、自分は何でも知っているという「無知の無知」を修正できればイイだけです。その為には、同じ考えの人とだけ交流しててはなりません。違う考えの人たちと接しつつ、自己を保持するっつう綱渡りが必要なんですぅ。
つうことを考量いたしたれば、「予防ブロック」なんてことが、如何に狭量であるかと思い至るでしょう。このことは、現代を生きる我々にとって、極めて大切なことを示唆してくれます。即ち、既存メディアから脱して、一見自由になったと思っても、自分の好きな人々だけと付き合ったり、自分に親和的な意見だけを聞くだけでは、世界が相対的に狭くなるだけなんですぅ。
時にはトランプ支持者や安倍さんファンの声にも耳を塞がないことが大切ですぅ。でもこれは、クソ（shit)を見て健康を判断するような行為ですから、穴（hole)に落ちないような、強い精神力と忍耐を要します。どもども。
追記：いや時には彼らの顔も見たくないときもありまふが、ときには彼らがとてもかわゆく見えるときもあると♪これが、正にはっきりと申し上げれば、生きとし生けるものではないでしょうかっ！ｼﾞｰﾝ
