12月17日(日)鱖魚群(けつぎょむらがる)、さけなどが遡上する頃。

 快晴!5℃〜9℃、29%。空気乾燥し、北西風やや強し。咳風邪が流行っている。

 寒風を突いてウォーキングーだん。(ひょっとして、真夏よりかスポーツの季節かも?)






 恐いもの見たくなさとは:人間は見たいものしか見えないのか?考


 火事や事件の現場などに野次馬が集まる心理が、怖いもの見たさですね。ホラー映画やお化け屋敷などもこの一種でしょうか?一方、嫌な現実は恐いので、それに目を向けないで、逃げる心理もあります。或る程度管理できる怖さと、管理不能な恐さとの差でしょうか。

 日本の将来像も、既に管理不能に落ちっていると思われるので、目をそむけがちな恐さだろうと思えます。だって政治家にしろ、役人にしろ、学者にしろ、真面目に考えている人は極めて少数ですから。数年後、直ちにカタストロフィに陥ると言うわけではないから、頭を隠し、目を覆って、直近のことばっかし考えてるんですね。コワ

 大まかな概数で示せば、(国の、というと外国からの借金みたいだから)政府の借金は約1000兆円、GDPは約500兆円です。膨大ですねぇ。更に国の予算規模は約100兆円で税収は約60兆円ですから、毎年40兆円ずつ政府の借金が増えています。これを日銀がせっせとお札を刷って賄っています。約100兆円の歳出の1/4は国債償還や利払いだすぅ。コワ

 更に近年、医療・福祉・科学技術は抑え込み、海外援助や国防費が増加という傾向が顕著です。見栄を張ってるんですねぇ。更に更に、少子高齢化が加速し、生産人口が減って医療・福祉にカネが掛かるという構造的な問題に打つ手はなし。徒に外患を煽って、国内の現実から目を背けさせると。

 刷ったお金で国債を買ったり株を買ったり、更には年金資金まで動員して株を買い支えて、見かけ上は好景気を装ってますが、この構造が修正されない限り、政府の借金は増々膨らみ、いつか破綻するのは誰の目にも(いや、しっかり見さえすれば)明らかです。こういうのを自転車操業ねずみ講詐欺と称して、止まったら破綻するから、先を冷静に見つめずに走り続けているのが、実は、今の日本の実際の姿なんですよ。・・・なんか東芝が粉飾をやってた時期と思えば、当たらずとも遠からず!その内に西室さんや佐々木さん、西田さんのような戦犯探しが始まる悪寒!・・・ま、そんときはアベさんやアソーさん、クロダさんは外せないでしょうねぇ。露見するのは、ズーっと後の世代になるとは思いますが。コワコワ