5月18日(木)自動化にも難しい課題はたくさんあるんですぅ。

 薄曇り、午後一時雷雨。16℃〜22℃、82%。花粉少ない。



 語義矛盾?

 小さな巨人 繋がらないネット 考えない人工知能 ごめんで済むならいらない警官 間違えるロボット ・・・

 と思てたら、間違えるロボットを共同作業に入れたら能率が5割もアップしたんだって。https://www.nature.com/nature/journal/v545/n7654/full/nature22332.html

 集団の中に時おりミスする人がいた方が、全体の能率は上がるんぢゃないか?という経験的事実は薄々感じてましたが、実験で確かめられたようでがす。フムフム だから試験秀才ばっかし集めた官僚は、ろくな仕事をしないと決めつけるのは、ちと飛躍し杉かな???・・・一方、御用ジャーナリスト@のりまき氏の事件は、まさにTVドラマ「小さな巨人」も真っ青な展開ではないかと、はっきり申し上げたい!ドスドス



 あちら立てれば、こちらが立たず:

 つうようなディレンマの集積が人間世界なんすよ。ですから、人工知能による自動運転などを人間世界に介在させようとすると、このディレンマが表面化してきます。なにしろスッキリと割り切れる問題の方が少ないんすから。この分野の有名な倫理課題に「トロッコ問題」というのがあります。

・線路で作業している5人の作業員のところにブレーキが故障して暴走したトロッコが迫っている、・あなたはトロッコの線路を切り替えれる転轍機の所に立っている、・しかし切り替えた先にも1人の作業員がいる、果たしてあなたはどう行動すべきか?と。・・・まず功利論だと、5人の命>1人の命だから切り替える、義務論だと人を道具として使ってはならないから何もしない、となりますが、米国では前者の方が多いと。(注:アメリカ・ファーストな論理では、今でも米国軍人を救うために日本の老若男女を無差別に焼殺したのは正義だとする人々が大半を占めておりまふ。)

・すこしシチュエーションを変えて、トロッコを切り替える代わりに、陸橋から肥った人を落下させてトロッコを止めるという設問では、流石にトロッコを止めると答える人は少ないようです。でも5人は死んでしまうと。

一般道におけるもう少し現実味のあるシチュエーションでは、・車に老人3人が乗っている、・前方に3人の幼児が赤信号の横断歩道を渡っている、・ハンドルを切って崖側に避けないと、3人の幼児は死んでしまう、避ければ崖から落ちて3人の老人が死んでしまう、つうような場面で果たしてどう行動するのか?これは人数ではなくして、老若の価値に依存します。・・・自動運転では、一般道において、どちらを助けるかっつう場面はたくさんあるので、予め自分の価値観を入力しておかねばならないと言う倫理的にシビアな課題が山積してますのや。交通法規優先か、幼児やぼけ老人にも配慮するのか?とか。ま、日本人はルール優先が多いですから、ルールを知らない幼児をひき殺しても、あんまし心が痛まないかもね?とかいう民族差別的言辞は良くないと、はっきり申し上げておきましょうか。アハハハ




 時制とは:

 「ありがとうございました。」は過去のことだから「ありがとうございます。」のほうが現在でよろしいのだっ!つう、固いことを仰る人がおりました。さっきビーテレで「よろしくお願いしましたぁ。」なんて言ってる若いおなの子がいてびっくりびっくり!・・・でも、お願いしたのは、つい先ほどでも過去は過去なんですから、「お願いしましたぁ」の方が時制的には正しいのかなぁ???どもども。