2月22日(水)夢のような社会か、夢が無い社会か?

 晴れのち曇り。2℃〜10℃、64%。南寄りの風一時強し。

 前歯を1本抜いた。クラックが深くて差し歯にはできなかった。ザンネン 10年ほど前にも奥歯を1本抜いた。この時もクラックが入って歯茎が炎症したためだ。なぜクラックが入ったのか?良く分からないが、推測としては睡眠中に歯を食いしばることが原因らしい。そんなに歯ぎしりするほど、悔しい夢ばっかし見ていたのかなぁ。






 理路は説明できなくても答えはある:

 例えば、素数は一般式では記述できないから、巨大な計算をして求めるしかない。巨大素数を確認するには、膨大な計算をして約数が無いことを調べるしかないのだ。こうしてスパコンの計算速度に比例して、素数の上限も積み上げられて行く。

 また、「神の数字」というのもあって、これはルービックキューブの全組み合わせを解く最小手順のことです。理論的に証明できた神の数字は、1981年に52手と証明された。その後、もっと効率的な手順が見つかり22手が神の数字だと証明され、これが最終解と思われた。しかし計算速度の進歩で4325京(京は兆の1万倍)を超える全手順を全て計算してみたら、20手以下でできることが分かった。しかしその理路は誰も分からない。

 つうようなのが、ラージデータをマス・カルキュレーションする時代のAIの基本ですから、結果は出ても誰も何故かはわからない!つうブラックボックス化が至るところに出現するんだすう。

 最近は、計算天文学とか計算物理学つうような計算で実験を代替する学問が流行ってますが、その内に計算社会学とか計算経済学(いやシンプルにモデル化した計量経済学ってのはありますが)ってのも出てくるのかな?計算数論ってのも面白いかも知れない。巨大完全数を発見する競争とか。そうそう計算気象学ってので気候をシミュレートするのは大分精度が上がってきてますねぇ。

 これからの世界は、巨大計算に支えられ、その結果が神のご託宣のように崇められるつう、ある意味では太古の時代に遡ったような社会になるんであーる。どやろ?