8月4日(木)夏休みは、どこもちびっ子で一杯です♪

 薄曇りのち夏晴れ。25℃〜32℃、75%。

 玄関に置いてある匂いゼラニウム(蚊除けにいいらしいのだ)にアブラゼミが止まっていた。帰ってきたら居なくなってた。






 夏休みの宿題:

 今日も初台のNTT-ICCに立ち寄る。夏休みなので、自由研究の子供たちでいっぱいです。簡単なディジタル回路の設計講座をやっていて、子供とお母さんで盛況でした。明治大学・先端メディアサイエンス研の研究が展示されてました。題して「インタラクションの現象学」で、自己感覚とは知覚と行為のインタラクションにあると。例えば野球のバットやテニスのラケットは、自分の意図とフィードバックされる知覚が一体となって、自己の延長と認識されます。

 では、マウスで操作される矢印のカーソルはどうか?バットやラケットのような物理的実体ではないが、マウス操作という行為と画面上の矢印の動きの知覚が連動すると、自己との一体感が生まれます。しかし画像を数百ミリ秒遅延させると、一体感が消失します。不思議ですねぇ?これを利用して自分のカーソル以外に複数の矢印を動かしてマウスの操作者だけが自分のカーソルを認識可能な覗き見防止システムを展示してました。「自己認識の元となるのは知覚と行為の循環にあるのだっ!」という仮説は、充分に妥当性があると思いました。

 そー言へば、養老孟司先生は、「自己とはカーナビの矢印のようなものだ!」とおっしゃってたなあ。頼りなき世界に、原点(基準点)を与えるもの、それが自己なんですと。感情とか欲望とか色んなものをそぎ落としていったら、最後はただの矢印かもしんねえですなぁ。タハハ

 あとはネットから情報を得る事と、それを利用することを一体化したスマフォ利用のイロエロなツールが展示してあって、もう少し洗練されれば実用化でけるなぁ、と感じました。前回じっくり見れなかった、認識にゆらぎを与える他の展示も時間を掛けて観察。現象学的エポケーをごく自然に感じれます。

 



 月島物語り:

 初めて月島のもんじゃを食べました。もんじゃ振興会つうとこでもんじゃ屋さんを網羅した地図を入手したが、余りにもお店が多いので、一番手近な「おしお」つうとこで海鮮もんじゃ¥1500の逸品を食す。駄菓子に毛の生えたようなもんだと聞いてたけど、結構美味かったでやんす。路地の奥に信濃善光寺系列の「月島観音」と、露天風呂と薬湯のある「月島温泉」がありました。また来るかも。