7月20日(水)金融工学よりは、遺伝子工学の方が筋が良さそう。

 薄曇りアーンド薄晴れ。24℃〜29℃、86%。満月なり。




 環境DNAで環境計測とは:

 生態学をやってる人に聞いたのですが、今、環境DNAというのが熱いらしいのだ。近年の遺伝子工学の発展はすさまじく、人工DNAまで作れるそうな。環境DNAというのは環境内、特に水中などに溶け出した色々な生物のDNAのことです。これらは濃度が非常に薄いので、従来は計測することができませんでした。

 しかしある特定の遺伝子配列を指定して、この配列を持ったDNAだけを百万倍にまで増やせる技術が確立したのです。これを使うと、例えばマス科のDNAだけを増幅して調べれると。そしてコンピューター照合でマス科の色々な種類の魚が何匹位生息しているのかが分かるんですぅ。外来種の駆除や、生物資源の確保や、漁業などイロエロな応用が考えれます。

 将来的には、生物が住んでそうな(ハビタブル)惑星の水を取って来て、DNAを調べるなんて計画もあるようです。いや〜科学技術の発展ってとどまるところを知りませんねぇ。技術も性格と同じように、良い点を伸ばし、悪いところは押さえるようにしたいものです。