10月21日(水)ギャラリーと美術館巡り

 薄曇り。16℃〜19℃、56%。肌寒い。





 藝術の秋:

 MoT東京都現代美術館)にゆこうかと思ったら展示入れ替え期間でお休みだった。一転銀座方面を目指す。銀座一丁目奥野ビルつうのがあって、ここにはアート・ギャラリーが60以上入ってるんすよ。昔のレトロなマンション風で、粋なおねいさんたちが入っていた1ルームを改造したらしい。ここに来るとタダで色んなアートが見れますよっと。一通り覘いた後、ビックカメラでお買い物。まだ時間が有ったので、丸の内まで足を延ばして三菱1号館美術館へ入る。今、スペインの至宝「プラド美術館展」をやっているのだすぅ。

 大航海時代に世界を征服したスペイン王家が金にあかせて、蒐集したりパトロンしたりした16世紀から19世紀にかけての名品100点余が展示されてますぅ。さすが西欧絵画の王道らしく、その歴史は分かりますが、聖書に由来した宗教画が多いし、写実的だが色彩や光に乏しいし、あんまし面白くない。でも、人物の描写には時おり見るべきものがありますた。有名どころでは、エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤルーベンス、ボス、ムリーリョといったところでしょうか。

 出口に端末が二つあって、そこで感想を入力できます。そして印象に残った好きな絵の投票があって、その結果を見たら・・・第三位:ヒエロニムス・ボスの<愚者の石の除去>、第二位:マリアノ・イ・マルサルの<日本式居間にいる画家の子供たち>、注目の第一位は!・・・作品番号42、バストロメ・エステバン・ムリーリョの<ロザリオの聖母>でしたああああああ♪

 すかすこの期間は日本で言えば、戦国期から江戸時代までなので、後期は浮世絵などの影響もありますね。浮世絵と言えば目白の永青文庫で「春画展」が盛況だっちゅうから、今度ゆってきようかと思いました。ども。