10月7日(水)確かに在るんだけど、なんで在るのか分からないことって、たくさんあるような希ガスる。

 秋晴れ。14℃〜21℃、45%。涼しい♪






 感じる脳:

 生物学的な素材というのはそんなにすぐ変わらないから、人間の能力にはあまり差がないと思います。でも文化・文明が発達してくると脳内の神経回路が、イロエロな環境に適応して複雑になるってのは考えられます。1万年前には無かった情報環境、例えば本やCD、映画やTV、色んなIT機器などなど。でも、その心性ってのはそんなに変化しないから、相変わらず闘争的で、科学技術の進歩は破壊的な武器(防衛施設?)を齎すと。近年ますます、この心性(倫理?)と科学技術のギャップが広がってるから、人類の先行きは長くないとも言えまする。ショボーン

 心(意識)の謎は、いくら科学が進歩しても未だに五里霧中。神経回路的には、ここが壊れると視覚が無くなる、とかそこが壊れると話せなくなる、とかあそこが壊れると意識がなくなる、とか心が壊れる方は分かる。でも、どこがどうなって心(意識)が生まれるんだちゅうのは未だにハードプロブレムなんだすぅ。

 つう状況の中で、シコシコと研究者は何をやってるのか?マウスの脳の働きを色んな方法で可視化(イメージング)して、感覚入力が感覚を引き起こす神経回路を調べてるんや。最近の触覚研究では、皮膚からの刺激がS1野に達すると、それがM2野に伝わる。そこでM2野からS1野に戻る反響回路があって、それが神経細胞の活動を持続させてることが分かったと。S1は第1体性感覚野つうののことで、ここが持続的に活動すると触覚が生じるらすいのだ。一方、内因性つうのもあって、意識がそこを意識するとむずむずしたり、触覚を強化したりする機序もあるようだすぅ。

 これは皮膚感覚についての知見ですが、他の感覚についても反響回路つうフィードバックが重要な働きをしてるんじゃまいか?という予測で研究を進めているようだっ!でも、冒頭で述べた通り、「意識」がなぜ生じるのか?っつう根本課題は、何時まで経ってもハードな問題として、入り口すら見つからんと。脳内つうところは、痛みや麻酔とか睡眠とか機序が分からないことが山のように眠っている、不思議の宝庫なんですねぇ♪外では宇宙、内では脳内ってとこでしょうか。ハレハレ