2月11日(水)建国記念日に絵画を眺めると

 白っぽい晴れ。1℃〜10℃、46%。昼から南風に変わり気温上がる。



 上野方面に進出。処々人出極めて多し。TMAM(東京都美術館)を見学す。

 「光と色のドラマ」:モネ、スーラ、シニャックからマティスまで。

 19世紀末から20世紀初頭に掛けた20年間の、ネオ・インプレッショニズムからフォービズムまでの軌跡を約100点の名画で辿る旅。点描画の始祖スーラとその一派の芸術活動が分かりやすくキュレートされてます。スーラって意外と若くして亡くなってるんすね(31歳)。補色や色の3要素など光学、色彩学の知見を盛り込んだ科学と芸術(これ何年か前に流行ったな?)の融合。何しろ明るくて、色鮮やかで画面が踊ってます。点描はあくまでも技法、方法論ですから芸術性とは別個のものです。しかし、表現は技法に制約されるってこともいえるから、明るすぎるのがだんだん嫌になってくる人もいるかもね?点描のドットもだんだん大きくなってきて、最後はマティスの面の表現に至ると♪やはし海とか川面とかの光の輝きが一番生きる技法だと、個人的には思いますただ。

「もう一度、光に酔いしれましょう。光は心を癒してくれます。」(ジョルジュ・スーラ) キラキラキラ♪


 帰りにアメ横で寿司を食う。旨し、美味し、旨し♪