1月10日(土)十日えびす

 冬型の気圧配置が居座り、快晴。3℃〜11℃、36%。空っ風の影響でフルーが流行ってるらすい。ぼくは暮れに予防注射を打ったから安心だっ。ホント?

 「七福神」でググると、東京には30以上もあるらすい。さらに、一か所七福神つうのが20以上もありまふ。みんな福が大好きなんすねィ♪ぼくは谷中と亀戸と深川と麻布は周ったことがある。今年は日本橋にしてみようかな?人形町の旦那に声を掛けてみよう。



 

 気質とは:

 人にはイロエロな志向性がありまふが、物事を体系化するのを好むのと、感性で把握するのを好む人に大別でけますのだ。前者は学者タイプで、後者は芸術家タイプと言えるのかも。哲学者でもヘーゲルのように世界をすべて体系化したいのと、アフォリズム箴言)を多用したニーチェのようなタイプもおりまふ。現代はどっちかっちゅうと、後者のようなタイプが好まれているようです。特に日本の哲学者は西田を除いて、体系化に成功したものはあんましおりませんね。これも日本の風土が然らしめたもので、移ろいゆく季節感と広葉樹林の雑然さによるものだとか。そうそう後者の気質なキルケゴールが、前者の気質を批判して、「ヘーゲルは壮大な宮殿を建てたが、その中には人間が一人もいない。ヘーゲルはそこの門番に過ぎない。」とか揶揄したんだと。おっと、風刺もでけない世の中になったら大変どすぅ。ども。






 漂白される社会:

 異物混入騒ぎが留まるところを知りません。アバウトなぼくからすれば、別に毒物じゃなければエエんじゃね?くらいのことナンスが、製造中止とか回収とかの話しになる。社会全体潔癖症症候群!でも虫も知らないシティボーイやシティガールが大半を占めて、ゴキブリ、蠅、蚊どころかカブトムシや蝶々までがジャポニカ学習帳から消えた世界。イナゴやザザムシ、ハチの子などは貴重なタンパク源てな世代から見れば、アフォかと。芋虫を干したのを、まるでカリントウみたいに美味しそうに食べるアフリカの子供たちを見たかっ!それに進化の系統樹から言えば、昆虫ってエビやカニに近いんだけどねぇ。・・・とか言いながら、人はその育った環境からの制約を外すには、自分を破壊するくらいの衝撃が必要だと思います。そこまでして、人に強制することはできません。どんどん安全・安心を求めて生きましょうね。それが我らの生きる道!・・・でも、ちょっとしたヴェールを剥げば、この世界に絶対に安全・安心なんてナインですね。それに生き物はいつか必ずしむしね。ポヨ〜ン   この項続くかも。