11月13日(木)抽象化の陥穽、頭でっかち?

 快晴の秋晴れ。12℃〜20℃、32%。こういう日は、夕焼けのグラデーションが綺麗♪





 好き/嫌いは進化の帰結?

 そもそも感情のオリジンは、単細胞の微生物に発すると言ふ。アメーバのような微生物でも、餌や好ましい環境には近づき、捕食者や危険な環境からは遠ざかると。つう見地からは、ヒトが苦いものや辛いものを好むようになったのは、倒錯した境地であろうかな?

 トラウマというのは避けるべき、解消するべき症状であると思うしとも多いですぅ。しかし、トラウマがあると言ふ事実を虚心坦懐に眺めれば、動物は嫌なものには近づかず、できるだけ遠ざかる!というトラウマを保持しているお蔭で生き延びてきたんですぅ。天は人の上に無駄にトラウマを作らず、努々(ゆめゆめ)トラウマを軽んずべからずと言へり(byむつごろう)。

 動物もヒトとおんなじようなココロを有しければ、愛情と憎しみは紙一重!いずくんぞ噛み犬に腕を指し出ださんや!一度噛まれてみれば憎は愛に変じるなり。己を全開して、守るべきものを無に帰するのが、動物と兄弟になる道ならむ。決して自分の正義を動物に押し付けては、ならぬ堪忍するが堪忍。これは国家間の関係に等しい!アハハ

 如こう然るべく、生命の発生は外界と内界とを区別する細胞膜に発する。この膜が無ければ、自他の区別すら付かんのじゃあああ!これを多細胞生物に求めれば、イワユル一つの皮膚でござるよ♪ っ皮膚を制するものは、すべてをせいするのだっ!毛づくろい、グルーミング、なでなで、が動物のみならず他人と仲良くなる秘訣であろうか?(ただしヒトの場合は、言語によるココミュニケーションもグルーミングの一種であるようだ。)

 しかしここで一つ注意すべきことがありまふ。脳を複雑に発達させたヒトは、必ずしも動物の進化の帰結を受け付けない例外が多いってこったす。抽象的に理解した微生物や放射線を怖れるあまり、人に肩を触られただけでゾッとする潔癖症が増えてしまったんだすぅ。高学歴化と共に、これを少子化の一つの原因とみなす識者もおります。

 とは言え、生物としての本性に立ち返れば、皮膚を介した接触こそが人類を平和に導くのでありましょう。抽象から実体へ!実物教育こそが、地に足の着いた若者を育てるんであーる。ドヤロカ?