8月11日(月)バカは死ぬまで増えていく(現実直視すれば)

 台風一過の夏晴れ。27℃〜32℃、68%。南風強し。





 痴呆に付けるクスリは無いのか?

 ビーテレで痴呆症(最近は認知症とかゆってるらすいですが)の番組をやっていた。高齢化に伴う病ですから昔は問題にならなかったですが、しぶとい団塊が高齢化するにつれ社会問題化するんだと。発症率が5年で2倍になるから、60歳で数%でも80歳を超えると半分以上がボケますよ?東京オリンピックの頃(2020)には400万人が認知症で、予備軍(MCI)を含めると1000万人を超えるとか。このままゆくと痴呆対策(地方対策ではなく)だけで50兆円という国家財政を超える負担が掛かるです。ホゲッ

 すかすボケの現象は認知されているものの、その機序や予防・治療は未だに道遠し。あと10年で必死になって研究しないと、社会崩壊を招きかねません。タハッ

 ボケとツッコミはお笑いの基本。すかすホンマモンのボケはまず海馬の委縮による短期記憶の喪失から始まって、だんだん外界の認知機能が衰え、前頭葉が委縮すると性格が変質し、更に人格が破壊された後、無明の冥界に至るという、おとろしい症状を顕わしまふ。



 ボケる脳内化学的な道筋は薄っすらと分かってきましたが、その最後の詰めに意外と手間取っているというのは、「10里の道は9里を以って半ばとなす」の例え、今一息なのれすねぇ。まず脳内活動に伴い産出されるAPPというブッシツの分解の仕方が問題で、加齢や遺伝的要因で悪玉アミロイド・ベータ(Aβ)が蓄積される(これがボケる25年から30年くらい前)。Aβが引き金になってタウ蛋白が糸玉になって神経線維を変性させ死滅が始まる(これがボケる15年くらい前)。そして軽度の記憶障害から始まり、ついには人間破壊に至ります。


 ソマトスタチンつうペプチド(タンパク質のちっこいやつ)がネプリライシンつうAβ分解酵素を活性化するから、これをクスリにしようとか、Aβを抗体で攻撃しようとか、イロエロなアイデアが有りますが、今のところ馬鹿に付けるクスリは偉く高いですぅ。とても1000万人に付けられまへん!もっと安価な薬を開発しようと試みて日本が最先端を走ってるのが、お馬鹿なネズミ(悪玉Aβを遺伝的に早く蓄積して9か月で学習能力低下とかのおバカ領域に達する)をつくったこと。人体実験はでけないから、このネズミを使ってイロエロな治験を加速するんだすぅ。




 バカは眠なくちゃ治らない? 今わかっているボケを遅らせる手段は、有酸素運動により脳の血流を活発にしたり、睡眠によって脳の老廃物の代謝を活発化させることだけなんす。良い子の諸君は、早寝でよく睡眠をとって、早起きでラジオ体操に励みましょうね♪










 追記:おおおおおー!眩しいくらいのスーパームーンが中天に上りたり。これが全世界から見れるってことに、思いを致したい。宇宙に国境なし♪