11月18日(月)まっとうな商売を中心にした自治とは、浪速と香港上海

 快晴。午後から南寄りの風強し。10℃〜20℃と暖か。明日からまた寒くなりそ。桜の紅葉が風に舞って美しかった。いわゆるフォーリン・リーブスがウィンドウにドリフトされるとか。





 libertyとliberality:自治と自由とは

 自由(liberty)を支えるliberalには進歩的自由主義の語感がありまふが、その第1義は「気前の良さ」なんす。第2義は「寛容」、第3義は「豊かさ」、で第4義にようやく「自由さ」が出てきまふ。お上に頼らない住民の自治は「気前の良さ(寄付、喜捨、ボランティア)」に支えられてんすよ。そして細かい口出しは無用の寛容さも重要だす。寄付した後は現場に任せると。これが何でもお上に頼り、お上に任せる現代の風潮との大きな違いです。橋下さんの国から脱して地方自治に主体を移せっ!つう主張自体には賛同でけるんだすが、彼は小さな国家になっちゃって細かいことに口を出しすぎ。寛容さもないし、コントロール過多で息苦しい。これは大阪の文化と正反対。でも天領でほとんど自治と寄付で繁栄していた大阪が没落し始めたのが、明治政府ががっぽり税金を取ってそれを首都に投資したから。大阪は寄付する余裕もなくなった。でも東京のようにお上にたかって補助金商売ってなみみっちい根性は未だ少ないす。

 そう言えば香港にいたころ「ここは大阪に似てるな」なんておもたことがありますた。タクシーの運転は荒いし、エスカレーターでは右側に立つし、電車には我先に乗るし、騒々しいし、でもフレンドリーなんすよ。商人の街、自治の気概ってとこも似てるのかな?お上に任せない大阪と「上に政策(北京)あれば下に対策(上海)あり」の中国ってどこか似てないかい? どや