8月1日(木)葉月、大雨時行(夕立が時々ある頃)

 朝のうち弱雨、午後から晴れ間。26℃〜32℃。風弱く湿度高し。むしむしむっしむし。解説によると、海水温が2℃ばかし上がったので海水の蒸発量が増えた為だと。太平洋が蒸気釜かよ!各地でゲリラ豪雨暴れる。とは言え、シンガポールでは毎日がこんなものだった。あそこでは/余程、都市の排水に気を使っていたのかな?





 広さと深さの相反:視覚

 細部に拘ると全体が見えない。全体を見ようとすると細部は零れる。全体を大きく眺めて要点を把握する方が、事実の細部を記憶するよりか適応的であるらしい。これは視覚だけではなくして、読書や仕事などにも普遍的に適用できそうでがす。

 現象学的意識(現象をそのまま認識する主観)に比べて、意識のメタ認知は社会的に作られかつ個人間で特異的です。メタ認知の確信度を応答時間の速さで計測すると、細かい事実認識よりも全体的な要点把握の方が確信度が高いと言へるです。クオリアなどの現象的把握をメタ認知に置き換えて、アンケートなどの統計で近似するのは可能かもしれません。とは言え、心の感覚質を言語に置き換える際の誤差は永遠に縮まらないでしょう。では、音楽や絵画などで主観のコミュニケーションはできるのか?クオリアの直接伝達とか。

 クオリアの自覚に関しては、年齢が高くなるほど自覚者が多くなりまふ。しかしMacユーザとWinユーザーとでは基本的に差はありませんでした。プ 人間の網膜は中心視野はハッキリと見え、周辺視野は解像度が落ちモノクロになりまふ。しかしこれを視線移動や脳内補正で補って、全視野がハッキリ見えていると錯覚します。これをヴィジュアル・オーバーフロー(VO)と言いますが、人によって見え方はバラつきまふ。VOの強さは年齢とはあまり相関しませんが、VOの強い人と全体の要点把握ができる人は一致する傾向があります。イヤ〜、この領域はまだまだ群盲象を撫でるですねィ。ヒクレテミチトオシ