6月24日(日)植物は偉いっ!

 うす曇り&薄日さす日曜日。涼しい。


 出銭ランドに行こうかとおもたが、混んでそうなんで一つ手前の葛西臨界水族園で我慢しとことおもたが、更に一つ手前の新木場で降りて夢の島熱帯植物園に行ってきた。日本で熱帯雨林の植物が見れるのは、これ偏にゴミ焼却場の排熱をタダで利用でけるからですね。熱帯は植物でも生存競争が激しいですから、1本の木に寄生する蔓やシダやキノコなど500種にも上るんだと。下生え、最下層樹、中層樹、高層樹、樹冠と5層の植生からなる多様な植物とそれと共生する微生物や菌涙、昆虫や鳥類、魚類や爬虫類、哺乳類など生命の坩堝。花樹や果樹の種類も多く、幹にボコボコ生ってる実は何かと思ったら、カカオだと。一つの実に30個以上の種が入っており、その仁がカカオ豆になるんですぅ。で、カカオの花も当然幹に生えてるんすが、100のうち3つしか実にならないんだって。入園料は¥250ですが、タダの音声ガイドを借りれるから安いといへるでせう。新木場駅前でハーブ刈取りボランティアをやってたから参加してきた。お土産にラベンダーの花束をもろた。摘んだハーブは東北の仮設住宅に送るんだと。ハーブのかほりで元気になってくんろ。

 植物のメタボローム(遺伝子により合成される代謝物の総体)は20万種〜百万種もあるのに動物はせいぜい5千種くらいです。これは動けない植物の生存戦略。外敵(微生物、昆虫、捕食者など)から身を守るために、生物特異的に活性の高い二次代謝物を産生するのれすぅ。いわゆるある特定の生物に対しては毒ですが他の生物には時に薬になりまふ。ゆえに新薬の60%以上は植物の代謝物由来だとゆわれていまふ。植物よ、ちみらはエライ!!!