2月17日(金)人間って相対的だから物差しを振り回して暴れるんだ考

 こんにちは。晴れのち薄曇り、夕方から弱雨、雪に変化
するかも。2℃〜6℃と依然厳しい寒気。でも厚着すれば
イイから酷暑よりもナンボか増しだ。冷房のない頃のシンガ
ポールに比べれば、暖房のないアラスカの方が住みやすそう。














 社会的動物たる人間は、その言動でその人物を開示する。
すなわち無数にある物差し(価値観)のなかで何を優先して
いるのかが、意識の無意識的な志向性として顕現するのであ
る。
・競争軸:言葉の端々に勝ち負けがにじみ出る。
・上下軸:地位や物事の上下にこだわる。「あの人は上から
目線で嫌いだ。」、「兵隊の位でいえば大将だ。」等。
・能力軸:有能無能にこだわる。「わたしなんて能なしで・」、
「あの人はとても才能がありそうだ・・。」
・人格軸:人間の成熟、未熟にこだわる。「あの人は人間的
に素晴らしい」、「わたしはいくつになっても未熟だ。」
・出世軸:「あの人は昇進がおそい・・」「わたしは同期で
出世頭だ。」
・男女軸:「女はこれだから・・・」、「男子厨房に入らず」
・結婚軸:「最近は独身が増えた。」、「晩婚でも子供が欲
しい人が多い。」
・金銭軸:「ふつうどれ位小遣いを使えるのだろう。」「貯
金ってどれくらい必要なのだろう?」
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 などなど、無数にある関心軸によってその人の価値観が露呈
してしまうのです。いや、たまたまそういう話題になるのなら
イイのれすが、いっつも固定した話題ばっかし話す人のことを
ゆってるわけで、心理学的には社会的比較による自己評価とい
ひまふ。ポジティブにしろネガティブにしろ、ある話題に拘り
があるのは、その尺度で自分がどの当たりにいるのか、自分の
考えや行動が妥当であるのかを人との比較で掴みたいという願
望があるからですぅ。













 そしてこの自己評価は、他者との比較から自分の理想像との
比較へと移行していきます。これにも当然イロエロな軸があり
ます。現実と理想像との差は、不思議なことに人間が成長する
ほど解離していきます。子供の頃は「ぼくサッカーの選手にな
るんだ。」とか「わたしお菓子屋さんになるの。」とかいって
にこにこしています。それが思春期になると解離が大きくなり
現実の姿が劣等感としてクローズアップされます。大人になる
と諦め混じりに理想像を現実に近づけますが、まれにこの解離
を許容できない人が現れて、芸術家や思想家になったりします。
一流の芸術家は最後まで理想を追い求め一生苦しみ続けます。
満足した芸術家は痩せた豚より少ないでせうねぇ。














 さて、わたしごとですがどうしても気になる不思議な性格:
・待つということがとても難しいのです。信号や電車や行列
など、出来る限り待たない状態を志向します。
・それでも待っている時には、無慮に順番を飛ばされると無
性に腹が立ちます。時間がいくらでもあるときでも腹が立ち
ます。
これは何の軸で生きてるんやろ?別に生き急いでるわけでも
なかんべえ。
よしみっちゃんのうるさい日本のクレーマーを読んでたら、
こんな考えが浮かびますただ。公共における権力の非対称性?












ショボ~~~~~~~ン