1月17日(木)意識を意識するとは

 快晴!2℃〜12℃、34%。白富士も黒富士もくっきりとよく見える日。プールだん♪

 阪神淡路大震災から今日で早くも二回り(24年)。被災者のみなさんのトラウマが少しでも軽減されますように。東北大震災の復興にも国民の関心が途切れませんように。原発をはじめ、もう終わったことにしたい人が、大勢いそうでしむぱいだすぅ。





 意識とは;

 意識の研究は超ハードプロブレムとしてなかなか進みません。科学は客観的な事実を、分析、網羅、総合することによって実証していくことで進展した来ました(デカルトの考察)。すかす意識というのは主観の最たるものなので、自分の外には出にくく、客観性を持たせるのが、極めて困難なんすね。物理的な臓器の一つである脳の配線や脳内化学物質による調整などから、いかにして意識が芽生えるのか?それでも、外部から観測できる意識の研究は進んでいます。脳の機能マッピングはかなーり精密になったし、脳波による脳内画像(想像したイメージ)の観察や、BMIブレイン・マシン・インターフェース)で脳波から脳内活動を取り出してコンピュータに繋げるとかの応用はあります。すかす、脳内の小人(意識)がいつ起きて、いつ活動して、脳内の機能モジュールをスキャンしているかの機序は分かってません。IIT(統合情報理論)などの統計的な手法も一時脚光を浴びましたが、何しろ主観の研究には筋が悪いと。そして、もっとも難しいのは、意識どころか無意識や前意識の研究は全く進んでいないとこですね。夢分析から発した無意識の研究は、実験心理学での錯視・錯覚、誤認知の研究など、徐々に進んではいますが、なにしろ主観的には無意識なんすから、はっきりとした手がかりが掴めません。仮説はイロエロと立てれますが、その検証ってのが難しいんですね。つうことで、この分野は仮説の山になるんだすぅ。如何におもすろい(興味深い?)しかも合理的な仮説を立てれるのかっ!つうのが勝負かもしれんですぅ。・・・そーなると、これは科学から離れて、哲学や文学、芸術の分野に近づいて行くのも必然のような気がします。・・・でも自分の認識主観の中では、赤はあくまでもビビッドで生き生きと感じれるから、それだけを根拠にしたいっつうデカルトの建設的疑問も分からんこたーありまへん。(この項、延々と続くかも。)