12月5日(水)個人と集団、あるいは自由と秩序の狭間にて。

 概ね曇り、午後一時晴れ間。16℃〜19℃、45%。明日はさぶそー!暖気と寒気の押しくらまんじゅう♪




 一長一短とは:裏腹なり!


 政府の介入を出来るだけ少なくして自由市場に任せようよ!つう小さな政府はそれなりに経済を活発化させます。すかすその陰で貧富の格差拡大とか、法の穴を突いた悪事が蔓延ったりするマイナス面も目立ちます。ホントの新自由主義つうのは、経済活性化には小さな政府、そのデメリットを補う大きな社会(相互扶助のセイフティネットなど)が相俟って人々をしやわせにするシステムだったはず。すかす視野の狭い我利我利亡者のネオリベたちによって、非常に生きにくい社会が現出してしまいました。ザンネン

 もともと日本社会は、江戸時代から伝統的に庶民の助け合いの構図はでけてタンス。それが戦後の個人主義市場原理主義の跋扈により、すっかり根元から骨抜きにされてしもうたんだすぅ。 わだすが幼年の頃は、まだ地域社会の繋がりがつおくて、町内の行事がお祭り以外にも、たくさんありました。隠居や婆さんたちが縁台にたむろして、始終町内を眺めてたのは少し息苦しかったですが、揉め事があるとすぐに介入していたものでした。それが今は隣は何をする人ぞ?ってな感じです。昔は何かというと集まっていた親類縁者どころか、家族もばらばらで単身世帯がべらぼーに増えてしもたんじゃい!アアムジョウ

 それで世上のふいんきを見るに、勝ち組/負け組とか自己責任とか人を助けたら負けだっちゅう意識が蔓延していて、ぎすぎすした暗雲が漂ってますぅ。現に電車内の弱者優先席には学生や若いリーマン、壮年のくたびれたおっさんが足を拡げて独占してまふ。世界統計を見ても、「困ってる人を助けたい」ランキングでは常に最下位かブービーを争う惨状!ああ、心優しい江戸の風情はどこに消えたのかあ。

 ま、わだすもデカくて固くて威張ってる政府は大嫌いですが、最低限度の格差是正とか公共インフラの維持とかは損得抜きでやって頂きたいですぅ。そして地域社会も過度のプライバシー侵入は避ける程度で、お互いに助け合う風潮は大切だと思いまひただ。ドンモドモドモ