6月9日(日)Deductionとは仮定から真理を保ちつつ推論する方法です。

 概ね曇り、ときどき雨。16℃~20℃、71%。つつじにも種類がたくさんありまふ。一つ一つは可憐だが、たくさん集まると華やか。

 

 南青山方面に進出す:

 明治神宮の花ショウブを見ようと思てたですが、表参道で沈没。雨のさむぽつうのも中々エエもんだすぅ。キャットストリートでキャットに会う。

 

 運がいいとか悪いとか:

 運つうものは人間がどうこうできるものではナインすから、あれこれ悩んでもしようがありまへん。もっと自分の意志や力でどーにかできることだけで悩みませう。つうのはニーチェがゆったんだと思てましたが、オリジンはデカルトだったですよ。でも、叶わぬ思いを捨てられずにぐだぐだするのも人間なんだけどね。トホホ

 

 

6月8日(土)ワールド・オーシャンズ・デー(世界海洋デー)

 概ね曇り、午後からときどき日差し。19℃~25℃、77%。今年は池にメダカが出てこない。越冬に失敗したのかな?花ショウブやアジサイはもう満開になったかな?

 

 今日は海洋デーなんだって:

 海は基本的に国境がなくて誰が使ってもいいから、「共有地の悲劇」に陥りやすい。すなわち無責任に使うと、環境が荒れて再生不可能になると。3.11の頃は放射能汚染が、最近はプラスチックごみが問題になってます。また海産資源の乱獲による減少も相変わらず改善されてません。さーて、ささやか乍ら湾岸のゴミ拾いでもしてこようかな。

 

 絶滅へのカウントダウン:

 オックスフォード大学の出した”Global Catastrophic Risk Survey(2008)”によれば、今世紀中(~2100年以前)に人類が絶滅する可能性が2割弱(約19%)と見積もられてます。こりは大きいのか、小さいのか?少なくとも、競馬で万馬券を取ったり、宝くじで1千万円以上当たる確率よりもzzzzzzzzzzzzzっっと大きいですよね。ヒヤヒヤ

 しかしてその要因は、ナノテク兵器(5%)、スーパーAI(5%)、あらゆる戦争・内戦(4%)、人工パンデミック(2%)、全面核戦争(1%)、ナノテク事故(0.5%)、自然のパンデミック(0.05%)、核テロ(0.03%)などですが、あんまし根拠はなさそーですぅ。絶滅まで行かなくても10億人規模の災厄や、100万人規模の被害は、かなーり大きな確率になりそーでやんす。

 もう少しスパンを広げれば、火山の超爆発や巨大隕石の衝突も考えられ、生物絶滅の歴史を紐解けば、これらもかなーり大きな確率と言えるでしょう。ってなことより、人間は自分が生きることに精一杯なので、百年以上先のことにはあんまし関心がナインかな?アハハ

 

6月7日(金)蟷螂生、カマキリの子供がわらわらと生ずる頃。梅雨入り。

 曇り、昼前から雨、時に強し。19℃~23℃、83%。関東も梅雨に入る。あらゆるところがじめじめしますが、こころのカビにも注意しましょうね。

 

 

 知ってしまったら:

 不可逆性の大きな例題として、「いったん知ってしまったら、知らなかったときに戻れない。」というのがありまふ。「口から出た言葉は、もう元に戻れない。」と同じようなものですか?遺伝病の告知とか、がんの告知とかは、「言わなかったことにしてくれえええ!」つう、わけには参りません。プラシーボ(偽薬)効果も、それがデンプンだと知れてしまったら、その効果は胡散霧消してしまいますね。サンタさんなんて居ないんだと知ってしまうと、もうクリスマスの夢は見れません。パートナーの浮気も、もし知らずんば無いもおんなじで、能天気に生きていけます。このように知るということは、けっこう残酷な面もあるんですぅ。でも、人間というのは、その本性として何でも知りたがります。悲しい習性です。元々、生まれてからここまで来た道のりは、知ったことの集積ですから、「汚れつちまつた悲しみに今日も小雪の降りかかる汚れつちまつた悲しみに今日も風さへ吹きすぎる ・・・」なんすねぇ。ドッボーン

6月6日(木)芒種、穀物の植え付けの季節。むむ。

 薄雲の拡がる晴れ。19℃~32℃、34%。真夏日!少し良くなったらまたビールを飲んで、咳がぶり返す。懲りないやっちゃ!

 

 

 塞翁が馬:災い転じて福と成す。

 ちょと興味深い話(いや大変悲しい話かな?)を聞いたので備忘す。戦争の悲惨さなんて50年も経てばみんな忘れちまって、そのうち勇ましいばかりの話が主流になるよ、とある作家が書いていたが、そのトーリ監督松井秀樹が活躍していた頃のヤンキースの監督)になりつつある。今日、ちょと年配の方と話していたら、その方は満州からの引き上げ者だったです(今まで全く知らなかったんだけど)。集団引き上げの途中で、良く泣く赤ちゃんは口を塞がれて窒息死し、大勢亡くなったそうです。そして食べ物は各自1食乾パン3つで、赤ちゃんもそれを粉にして水で溶いて飲ませたんだと。でも、水が悪くてみんな氏んでしもたと。その人もその時赤ちゃんだったけど、親が空腹のあまり赤ちゃんの分まで食べてしもたんで、助かったんだと。栄養失調にはなったけど、赤痢には掛からず、弱ってて鳴き声も上げなかったから、奇跡的に生き延びて帰国できたんです、と自虐的に語ってました。こりを塞翁が馬と言わずしてなんという!アフォな軍事官僚のせいで、たくさんの赤ちゃんまで犠牲になってたんすね。こりを繰り返してはなりません。

 

 自由か秩序か:

 人の性向を大きく二つに分けると、自由か秩序か、になるらしい。わたしはどっちかっちゅうと(いや完全に?)自由派ですね。何しろ集団に縛られるのが嫌で幼稚園にも行かなかったし、小学校も最初は行かなかったですぅ。行くようになっても時間通りには行かなかったし、センセのゆうことも聞かなかったらしい。

 昨今のイロエロな規制強化は例え人のことでも、極めて息苦しく感じます。でも、規則をちゃあんと守ってないと、逆にいらいらする人も居そうです。多様性ってのはそーゆー人たちも許容せなならんから、けっこう厳しいものがありますねぇ。ドッボーン

 

 

6月5日(水)環境の日なり。世界は未知で満ちている。

 曇りのち晴れ間。20℃~26℃、62%。今日も、むっしむし。梅雨は近いな。

 今日は、1972年6月5日からスエーデンのストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して、日本とセネガルの共同提案により国連総会で世界環境デーとして制定された。また6月は環境月間として、各種環境イヴェントが行われます。ふーむ。昔は環境の面でも世界を主導していた時期もあったんだ。今ではトランプの顔色をうかがって、環境問題に積極的にコミットしていないですが。軍備増強を目指して以来、日本は世界でどんどん影が薄くなってきますたよっと。

 

 

 植物と動物とは:

 これはどっちが偉いとかいう話ではないんですが、植物の方があらゆるところに蔓延っていてしぶといですぅ。でも、種類数で言えば動物がダントツに多いです。一般的に植物の方が動物よりか遺伝子数が多いです。これが植物由来のイロエロな代謝物を薬や毒として使われるゆえんですぅ。また、動物はその名の通り動けることが大きな特徴です。そのためにイロエロな感覚器を発達させ、神経系統を発達させました。植物は動かないから神経はありません。でも、植物も化学物質をやり取りして、お互いに通信したり、虫を吸引、排除したりできるとゆわれておりまふ。

 人間も動物だから「動く」ことが本質の一つです。ですから、動かなくなると、免疫系も劣化して。どんどん萎んで倒れてしまうんすね。そうそう、まさにはっきりと申し上げて、自転車操業なんです。落ち着きのないドジっこさんは、往々馬鹿にされがちですが、ホントはこっちの方が動物としての本道なんですぅ。

 でもね、最後に秘密をバラしちまうと、生物全体の10%前後しかまだ発見され分類され命名されてナインですぅ。残りの90%は未だ五里霧中。この地球にはまだまだ掘り起こされてない宝がたくさん眠ってるんですぅ♪・・・その気になれば、チミにだって新種発見がでけるかもよ。興味のある人は、がむばってくれたまえ。ども。

 

 

 

6月4日(火)虫の日、むしむし。

 薄い雲の掛かった晴れ。18℃~28℃、55%。湿気が高く蒸し暑い1日。

 虫の日記念で鎌倉まで遠出し、養老さんの虫供養に参加する予定だったが、微熱と咳が収まらず断念す。ザンネン 咳のし過ぎで横隔膜が筋肉痛!

 

 すべてが白日の下に晒されたら:

 人の本音が見えたら世界から嘘が一掃されて、ずいぶんと生きやすくなるのだろうか?でも、人の心がみんな丸見えになったら、却って苦しいんじゃないかな?「秘すれば花なり秘せずは花なるべからず」って世阿弥のことばもあるしね。

 この世界の秘密がすべて顕わになったら、科学者も思想家もいらないし、平板な世界の広がりしかありません。こんな世界に住みたいなんて、だーれも思わないでしょう。つうことで、人間世界のどんな努力も、結局はシジフォスの神話に他なりません。一生懸命に岩を高い山に運び上げても、それはまた麓まで転がり落ちると。

 人生のすべての行動は、突き詰めれば詰まらないことかも知れません。いかに上手くボールを蹴るとか、いかに遠くまでボールを飛ばすとか。でも、その過程のなかにこそ、人生の充実があると。赤ちゃんがはいはいできて、立てるようになり、歩けるようになり、最後は速く走れるようになると。その時々の達成で自分の行為は祝福され、完結します。意味とか目的ってのはナインですぅ。

 でもってネットのテキスト社会では、直接顔が見えないから慎みがなくなり、本音が飛び交い、共感や敵意が丸出しになる環境だから、クラスターができやすくなり分断化が加速されるんだと。相互承認による快感と論破の敵意がエスカレートして、世界は分裂します。でわ、どーすればエエのんか?そりは「秘してこそ華」の奥義を会得するしかありますまいて。ウフフフ

 

6月3日(月)へそ曲がりは世の中を斜め、いや逆側から見るんですぅ。

 朝のうち曇り、のち晴れ。20℃~27℃、54%。そろそろアジサイと花ショウブの季節かな?

 咳が止まらなくなってしもたです。体温を計ったら37.4℃と微熱でだるいので、かかり付けの医者に行ってお薬をもろてきた。4種類もあるんだけど抗生物質は、様子を見て飲まないでおこう。一回でも飲んだらちゃんと4日分飲まないと耐性菌を作ってしまうからですぅ。

 

 

 逆から見てみると?

 メタに上がってものごとを鳥瞰すると、事態がよく見えることがある。また、ものごとを普段とまったく逆の方向から眺めると、思わぬ転回が訪れることもありまふ。こりをコペルニクス的転回といふ。これは天動説から地動説への展開を言ふ。

 カントは認識(主観)が対象(客観)に依存するという旧説に対し,対象こそ認識により構成されるとする自己の認識論を180度回転させ、カントのコペルニクス的転回と呼んだ。

 また、誰が言ったか忘れたが主人が奴隷を支配しているように見えるが、実は奴隷が主人を支配しているんであーる、という説がある。なぜなら主人は奴隷に依存して生活しているが、奴隷は主人がいなくても生活できるからであると。

 一方、サピエンス全史によると、人類は麦や米(栽培作物?)に支配されていると。人類は農耕を始めて以来、汗水流して栽培作物を全世界に蔓延させたが、その割にたいしてしやわせになっていないし、土地や富が戦争を生んでふしやわせとも言えるだろう、これは栽培植物に人類が支配されているんであーる!だと。

 同じようなことは科学技術にも言えるかも知れない。人類はイロエロな道具を発明し、生活が便利になったように見えるが、その実道具に使われているんではアルマイト?ネット社会で生活が豊かになったように見えるが、その実PCやスマフォに人間が使われて、生活に余裕がなくなっているようにも見えると。

 

 ま、いろんなことを逆側から眺めてみると、この世界の違った側面が見えてくるかもよ。プッ

 そーゆえば、生き物は時空のなかで、遺伝子を運ぶ乗り物だっちゅう本も売れてましたねぇ。これらは人間の世界に対する理解の仕方ですから、ホントはどっちだってイイんだい!どもども。