4月16日(火)平成30年記念特別展にゆく。

玉虫備忘録:

 快晴!10℃~21℃、26%。公園の花壇はまさに百花繚乱ですぅ。バジルの苗を買ってきた。

 

日本橋方面に進出す:

 マイカーを飛ばして日本橋方面に進出す。まず、出汁問屋が経営している「そばよし」で腹ごしらえ。本業が本業だけに出汁のよく聞いたソバツユが旨いです♪月見蕎麦にちくわ天をトッピングー。ついでに近くの「にんべん」でほんがれ粉かつぶしを3パック購入す。

 次に向かうは本日のメーンイベント、高島屋で開催中の「両陛下の平成30年記念特別展」ですぅ。まず、高島屋の1F正面ホールにはご成婚パレードで使われた儀装馬車が展示されてます。8F催場に上がると、そこは既に老若男女で押すな押すなの大盛況!年代順に展示された両陛下のお写真200枚と、御装束、縁(ゆかり)の品、献上品や伝統工芸など約100点はさすがにいい品ばかりで目が釘付け!記念のボンボニエール(ボンボン入れ?)がたくさん展示されてるコーナーもありました。

 総じて、慰霊や災害のお見舞いなど両陛下が如何に国民に寄り添って来られたのかが、感じられて心からの敬愛の念が溢れてきます。これには美智子さまの影響も大きいのかな?と思いました。半面、失語症など、たびたびストレス性の病に罹られたのは、皇族こそ「感情労働」の最たるものではないかと、その象徴としての在りように尊敬の念が湧きました。

 今後とも、皇室を悪用するものが現れませんように、と祈念しながら会場を後にする。嗚呼、平成も残り少なし!

 

4月15日(月)虹始見(にじはじめてあらわる)、人間はキープ・ムービング?

玉虫備忘録:

 もくもく雲の多い晴れ。12℃~23℃、19%。暖かな5月の気候。花粉多い。プールだん。思い出したように水泳やってても健康になるんやろか?でもやらないより増かな?

 湾岸に出たら、消防船5隻が放水訓練をやっていた。何事も日ごろの練習が大切です。練習でできないことが本番でできるって、非常に稀なんすよ。逆に、練習でできたことが本番ではできないってのは結構ありますが。タハハ

 

 

健康おたくとは:

 少子高齢化のせいかは知らねども、世を挙げて健康ブームというのはTVや雑誌、週刊誌などのメディア狂乱を見れば明らかなりっ!そんな健康に気を使ってたら、逆に不健康になりそうだすぅ。今の喫煙者にとっては、かっての禁酒法時代を思わせる肩身の狭さでしょうねィ。

 健康法、健康な食事、健康体操、健康な習慣、健康にいい薬の飲み方など、世は上げて健康の為なら詩んでもイイ!ってな様相を呈してまふ。アハハ

 かく言うわだぐすも、健康にイイって聞けば何でも買っちゃいますからね。プッ

 EPA,DHAは言うに及ばず、目にイイと聞けばブルーベリー系の丸薬、免疫強化にイイとされるブロッコリースプラウト韃靼そば茶やハト麦茶、青汁にイチョウ葉エキス、はたまた牛尿飲料からでた血管を柔らかくするラクトフェリンなど、なんでも試してすぐやめるってな惨状でした。

 そして最近、胸を騒がせてるのは「座り過ぎ」は喫煙よりも害がある!つうニュースですぅ。どれ位が座り過ぎかっつうと6時間/日以上座ってると、明らかに総死亡リスクが顕著に上昇するらしい。しかも、後からの運動では相殺できないんだと。黙って座ればピタリと健康を害すると。その害は、循環器系どころか、あらゆる疾病におよび、あまつさえ認知能力も衰えるとか。怖いですねィ。

 日本の現状を、1日の総座時間で統計的に眺むれば、世界平均5時間のところ、な、なんと7時間を超えているとか。こりはちと座り過ぎですねぇ。米中豪などは尻が軽くて4時間も座っておりまへんです。昔、シリコンバレーでは立ち机で業務をやっていたと聞きましたが、こりはホントだったんだぁ。会議なども歩きながらやってるとか。血の巡りが良くなって、いいアイデアが出そうですねぇ♪

 本来、人間も動く物の一員ですから、本質的に動くことが宿命づけられてるつうのは分かります。でも、達磨さんみたいに、「石の上にも三年」とか言うから、何がモノホンかは諸君の判断するところですぅ。どもども。

 

 

4月14日(日)ブレインくんこんにちは。

玉虫備忘録:

 概ね曇り。10℃~18℃、40%。花粉非常に多い。なんか眠くて眠くてしょうがない。そうか、もう仲春令月なんだ♪

 

主観の罠:

 主観の最たるものは、意識に上ってくる感覚質(クオリア)なんすが、これは何らかの脳活動によってもたらされると思われている。しかし、その機序はハードプロブレムと言われて、未だに解明不能なんだすぅ。何しろ、その実態は本人しか認識できないんすから。痛みや色彩や音をどう感じているかは、実際のところ自分の主観内に閉じてます。他人が、その痛みや色や音をどう感じているかは、自分の経験に照らして想像はできるが、決して感じることがでけまへんのや。ども。

 そういうものをどーやって科学(客観化、普遍化)でけるんか?例えば、自分の網膜を、器具(鏡や写真など)を使わずに認識できるか問題に近いと思います。それを使って外界を見てるんすが、それ自体は把握が不可能てなもんや。自分の認識主観(意識?)を、把握しようと試みただけで、それはもう客観化された主観であって、本当の認識主観ではあーりまへん。

 これが、主観問題の本質的に避けようがない罠なんです。つうことで、外部からイロエロとつついて現れる意識の変性を調査する似非主観(客観的な主観?)を調べることになりますが、これもホントは極めて難しいんですね。ま、その範囲で、統計的に優位な結果も得られてマスカラ、精神症状改善や心理的な問題解決に使えるようにはなりました。そー言えば、一時世界中で入れ込んでた巨大なブレイン・プロジェクトはどーなったんだろ?近頃あんまし騒がれなくなりまひた。ザムネン

 

 

 

4月13日(土)薄~い昼間の半月が、まだらな桜花の上に懸かる日。

玉虫備忘録:

 白っぽい快晴!6℃~18℃、24%。花粉が非常に多い、割にはあまり目がかゆくない♪ヒノキに耐性がでけたかな?ムフッ 雲の切れ端かと思てたら、薄い半月だったですぅ。湾岸をぶっ飛ばしてたら、散りゆく桜の下で一団がお花見してますた。今年のサクラはながーい目で楽しめますぅ♪

 

人間と環境の相互作用:ネット環境の急速な進展について。

 人間が環境を作るのか?はたまた環境が人間を作るのか?は、典型的な鶏と卵問題なんである。要するに相互作用なのであーる。つうことで、人間は環境を激変させる科学技術を生み出したが、その科学技術でまた変性させられるんですぅ。ども。

 最近でいえば、ゲーム中毒やネット中毒の子供たちが大勢発生したと言ふ。彼らはスマフォを手放せず、親からスマフォを取り上げられたら、家出して自殺までするとゆう。もう病膏肓に入るですねぇ。でも、進化っちゅうのは親より子供の方が優れてるってことだから(ホントはちげーんだけど)、何らかの良い点もあるでしょう。

 最近の若い社員は、目の前の人ともネットでやり取りするとかいう都市伝説もありますね(わたしゃ見たことねーですが)。でも、非同期相互通信てのは、自分のペースも乱されず、相手をインタラプトもしないから、イーのかも知れません。それに、じっくりと考えて応答できますからね。

 一方向のブロードキャストではない双方向のやり取りは、良いところもイロエロとありまふが、考え方が合う者だけがつるむっちゅう悪い面も出てきます。それにブロックとかで相手をネット上で抹殺するのもできるしね。我儘な人間関係で凝り固まって、社会が分断されるっちゅう弊害が出てきますたよっと。

 さて人間はこのようなネット環境を、はたして改善でけるんでしょうかっ?多分できるよ!でも、その先には次の問題が出てくるから、やはしいつの世もイタチゴッコが尽きないんですぅ。ジャン

 

 

 

4月12日(金)銀座付近を徘徊す。

玉虫備忘録:

 概ね曇り。8℃~12℃、42%。花粉非常に多い。楠木が新芽と入れ替わって落葉す。柳の若葉もきれいです。

 また、PCがだんだん遅くなってきたので、セキュリティ・ソフトを一時的にオフロードしたら、正常に復帰した。効能は分からないが副作用だけがある薬みたいだな?

 

銀座方面に進出す:

 今日の銭湯の旅は、「銀座へお上りさん」って企画ですぅ。メトロ日比谷駅で待ち合わせ、約5名が集合すると、ただちにミッドタウン日比谷に向かい、ここで昼食をとる。2Fにある立ち食いの天丼屋さんで、1000円の天丼ランチにエビが5本も入ってました。旨し美味し♪食後、6Fのテラスに上がって皇居や日比谷公園を一望す。

 そこから数寄屋橋方向に歩いて、東急プラザ銀座を見学す。まず屋上に上がって付近を観察するのが手順との、銀座の達人の言に従い上から順次各フロアを巡る。ここも外国からの観光客極めて多し。次は約2年ほど前に大々的に宣伝された銀座6丁目のシンボル@GINZA6に足を伸ばしたり。

 銀座シックスは地下に能楽堂があり、屋上(14F)は銀座最大の4000平米と、とても広いですぅ。ぐるりと一周すると銀座全体を見渡せます。歌舞伎座などが眼下に見え、遠く東京湾も見えます。おもすろかったのは、上から眺める各ビルのエアコン室外機がそれぞれ特徴があって、現代アートのように楽しめます。でも、改めて都市温暖化の原因が、エアコンビルの集中にあると実感できます。

 ここも各階をじっくりと見学したあと、四丁目交差点にあるニッサンクロッシングに向かう。ここのショウルームには、3000万円以上のスポーツカーから150万円台のシックな軽自動車まで展示されてまふ。2F ではVR(仮想現実)で銀座のど真ん中での運転を体験でけまふ。そこのカフェでは自分の写真を撮って、カフェラテの上に転写するサービスもやってました。

 さらに3Fに上がると、シチズンが持続的発展についてのイベントをやってました。アンケートを書いたら、とても美味しいアイスクリームをくれました。ホクホク 現代社会では、何といっても省エネが一番の課題でしょうね。日の出で起きて、日暮れて寝るという、自然に即した生き方は健康にもよかとよ♪そして腹が減ったら1日1食と!

 そこから中央通りを京橋方向に歩くと、歩道から聞こえ来るのはイロエロな国の言葉のオーケストラ♪日本語はほとんど混じってまへんがなもし。2丁目に差し掛かると、「銀座発祥の地」の碑が立ってます。ふむ、このあたりに銀を座する所があったんかい?そこのすぐ脇道には「水玉横丁」という謎の抜け道もごじゃりまふ。

 京橋跡のすぐ脇には「警察博物館」ってのがあって、5Fから2Fまで色んな展示があります。子供たちも警察官になったりして遊んでました。明治から現在の科学警察までの警察の移り変わりも、うまく展示されてました。

 そこからすぐ近くには、今日のターゲット「銀座湯」があります。首都高速の出口のすぐ脇ですね。ここはビルの中にあり、少し狭いですがとても清潔な感じで好感が持てます。一同、ここで一日の旅の疲れを癒したり。次の再会を約して、ほんわかしながら解散す。今回はやや距離が少なくて、約1万6千歩の旅でしたあああ!ども。

 

 

 

 

4月11日(木)生き方として美しくないが、やむを得ないもの。

玉虫備忘録:

 晴れ、夕方から曇り。4℃~17℃、32%。花粉非常に多い。朝はきれいに富士山が見えました。強い北西風。都内では風速20m/s近い突風もあったとか。体感温度は低かった。

 

イデオロジストとオポチュニスト:

 この世界の人々を大雑把二分すると、思い込みにこだわる人と柔軟に考えを変えれる人に分かれます。もちろんこれは単なる傾向にして、一人の中でもそれぞれ比重に差はありますが、双方の傾向が混在しております。

 前者は純粋でプリンシプルに忠実な人、後者はころころと状況に合わせて節操がない人という見方もできます。ですから、状況によってそれぞれが良い面も悪い面もあるということでしょうか?

 考えを曲げずに突っ走る人には、状況を打開する突破力があるし、状況に合わせて考えを変えれる人は、日和見主義、御都合主義と言われますが、生き残りに有利だと言えるでしょう。

 戦国時代では、信長のように妥協せず信念を通す人が主導権を握りますが、大部分の人は情勢を見ながら態度を変えて生き残りを図ります。現代でいえば、独裁的な支配者と、それを取り巻く忖度官僚と言ったところでしょうか。

 大昔の戦争(日本の戦国時代も?)は、宗教や思想の争いというよりも、端的に言えばボス猿の争いのようなものですから、勝負がつけば殲滅戦にはなりません。すかす、宗教や思想の絡んだイデオロギー戦争では、トンデモナイことになりますた。将棋とチェスの違いかな?

 つうことで、人類的には忖度しながら、なあなあで生きてた方が平和なのかもねぇ。テヘッ

 

 

 

4月10日(水)渡り鳥たちが北へ帰っていく頃。ジャーナリズム考。

玉虫備忘録:

 終日寒雨しとしと、時に強し。10℃→4℃、99%。花粉少ない。上空寒波と低気圧通過で、真冬なみの寒気に。東京でも山沿いでは雪も降ったとか。ブルブル

 

ジャーナリズム文化とは:

 NHKをはじめとする日本のジャーナリズムは、近年ますます政府や財界の御用ジャーナリスト化の道をたどっています。そこで世界のジャーナリズム文化の特徴を調べたところ、4つのタイプに分類できるという(byトーマス・ハニッツ他。21か国、2100人以上のジャーナリストを調査分析。)独立性や非関与性、事実の提供、政府の監視などがジャーナリストの美徳として認識されている。

1.ポピュリスト宣伝者:スペイン、ルーマニアイスラエルなど。

 視聴者を強く方向づけし、面白い情報ばかり提供する傾向あり。政府やエリートに対しては、あまり批判的では無い。活動的かつ参加型の役割を果たす意図は低い。

2.独立性の高い監視者:ドイツ、オーストリア、スイス、米国、オーストラリア。

 視聴者に政治的情報を提供する。政治的事柄について独立した監視者としての立場をとる。自分達をエリートの監視人(ウォッチ・ドッグ)と位置づけ、懐疑的かつ批判的な態度を保持する。しかし介入主義的な態度はない。政府見解を支持するという姿勢も少ない。社会変化駆動や世論誘導、政治的課題の設定に対する志向は最も低い。(西側ジャーナリストの原型と言える。)

3.批判的変化媒介者:トルコ、エジプト、ブルガリア、メキシコ、インドネシア

 政府やビジネス・エリートに批判的。社会変化駆動、世論誘導、政治課題の設定に重点を置く。視聴者を市民活動、選挙、政治討論などに参加するよう動機づけるが、政府の政策に対する公的支援は強く反対する。ジャーナリズムの日和見的(機会主義的?)アプローチは支持しない。

4.機会主義的仲介者:ロシア、中国、チリ、ウガンダなど。

 ジャーナリストは自身を独立したオブザーバーと見なさず、政府の建設的なパートナーと見なしている。政府の政策を支持し政治的、ビジネス的リーダーシップの前向きなイメージを伝えようとする。政治情報の発信や、ジャーナリズム動員については、ほとんど考慮しない。常に政権の近くにあり、政府やエリートの監視役はしない。(発展途上国や過渡期的な国、権威主義的な文脈で多く見られる。)

 

 西側ジャーナリストにとって、公平性や信頼性、事実性と普遍的な倫理原則の遵守は非常に重要である。そして、特定の価値観やアイデア、社会変化への積極的関与は余り支持しない。

 各国は全てのタイプを有しているが、上記ではその内メジャーなタイプを挙げている。果たして現在の日本ジャーナリズムは、どの辺に位置するのであろうか?3.変化媒介者から1.ポピュリストを経由して、今では4.の権威主義的ジャーナリズムが主流であろうか。欧米の理想たるタイプ2.ウォッチ・ドッグには、未だに道遠し!かな?どもども。